蓮
はす
ハス属の水生植物。また、創作などでの人名などにもよく用いられる。
蓮(はす)
水底の泥中に根を張る水生植物で、水面の上に円形の葉を出し、ピンク色の可憐な花を咲かせ、蜂の巣のような形の実を実らせる。
地下茎はレンコンという形で食すことができ、種は甘納豆に加工して食すことが可能。また種は、仏教で用いられる数珠の玉に使用されることもあり、蓮の種を用いた数珠を『蓮肉念珠』と呼ぶ。
花の色はピンクのほかに、白、赤、青、黄と品種によって様々な色彩を醸しだす。(特に白は曼荼羅華【マンダラゲ】と呼ばれる)
花言葉は「雄弁」「休養」「沈着」「神聖」「清らかな心」「離れゆく愛」。
宗教においては、泥中から可憐な花を咲かせる様から、浮世に在って穢れぬ「清浄」の象徴され、特に仏教では悟りの象徴として重要視される。そのため、悟りを得た仏や菩薩の座る台座として蓮台(れんだい)という大きな蓮の花で出来た台座に座していることが多い。ヒンドゥー教においても特別な花とされている。
蓮(れん)
人名。