三銃士
さんじゅうし
フランス文学の一つ。ルイ13世~14世時代を扱った歴史冒険小説であり、また作中の主役たる三人の銃士を指す。また、しばしば実力高い三人組の代名詞としても使われる。
概要
三銃士(原作題名:les Trois Mousquetaires)は、フランスの小説家・アレクサンドル・デュマ(大デュマ)氏原作の小説である。
正確にはデュマの書いた『ダルタニャン物語』の第1章的存在であり、この小説ひとつが独立したものでない。「三銃士」→「二十年後」→「ブラジュロンヌ子爵」と物語が進行していく。
しかし日本ではこちらが有名なためか、多くの派生作品の名前がこれと同じである。
また「三銃士」とあるが、これは主人公のダルタニャン(ダルタニアン)が、アトス、ポルトス、アラミスの三銃士と呼ばれる面々と熱い友情を交わしいろんな活躍を見せる物語であって、ダルタニャンは三銃士の1人ではない。