概要
アレクサンドル・デュマの「ダルタニャン物語」のうち『三銃士』を原作として、三谷幸喜が脚色、脚本を手がけた。脚色の一つの例として、ダルタニアンの従者プランシェはサルに、ミレディの従者キティはネコになっている。
2009年10月から2010年5月までNHK教育テレビで放送されたが、最初の11回分は平日の連続放送という形をとり、その後週一回放送に切り替えている。
また、2010年4月からはNHK総合テレビでもアンコール放送を実施したが、最初の二ヶ月は本放送との平行放送、さらに最後の3回分はまとめて同じ日に放送という形をとった。
全40話。
声優
特筆すべき点として、ゲストを除く全てのキャラクターの声を7人の声優で演じていた。特に山寺宏一・江原正士・高木渉の三名は男性キャラのほとんどを担当しており、三谷が手がけた次回作にあたる『シャーロック・ホームズ』にもメインの役で起用されている。他の声優陣もゲストで出演した。
声優の数が少ないのは、「歴代の人形劇と同じように少人数でやったほうが、ひとつの劇団のようなアットホームな雰囲気が出て良いだろう」という三谷の意向によるものである。
また、声優には歴代の人形劇同様アテレコ経験が少ない若手俳優も起用されている。
以下は声優と主に担当したキャラクターである。
このほか、ゲストとしてダルタニアンの父ベルトラン役を西田敏行、宝石職人オレイリー役を三谷幸喜、反乱軍のリーダーのバッソンピエール役を田中裕二、メンバーの一人ルミエール役を太田光が演じている。
関連タグ
アニメ三銃士…NHK教育における「三銃士」の先発作品。その方向性は異なるものの、それぞれ原作からかなり脚色が施されている。