概要
ピクミン2のチャレンジモードで全ステージをノーミスでクリアすると「おまけ」で見られるようになる隠しムービーで、ルーイが今回の事件の真相を語るというものである。
※以下ネタバレ注意!
そもそもすべての始まりはルーイがゴールデンピクピクニンジンを宇宙ウサギに食い荒らされたことでホコタテ運送が多額の借金を抱えてしまい倒産寸前になってしまったというものであった。
しかしゲーム中の社長からのメールによれば「彼が使ったルートは今まで一度も宇宙ウサギが出たことのない絶対安全なルートだったはず」と語っており、社長も彼の発言に違和感を感じていたようであった。
それもそのはず、ゴールデンピクピクニンジンを食い荒らした犯人は宇宙ウサギではない。ルーイ自身だったのだ。
ルーイは社長から与えられた初任務でどこかの星にゴールデンピクピクニンジンを運んでいた。しかし、尋常ではない食欲を持つ彼は途中で我慢ができなくなり、客の品である食べ物をすべて平らげてしまうという暴挙に出る。
そしてホコタテ星に帰った彼は社長に「宇宙ウサギに襲われた」と虚偽の報告をし、結果ホコタテ運送は10100ポコという莫大な借金を抱え、オリマーもドルフィン号を(家族からのプレゼントや全財産もろとも)売り飛ばされる羽目になってしまった。
ヘラクレスオオヨロヒグモの脳をジャックして操り、置いてけぼりを食らった逆恨みからオリマー達を攻撃していた可能性があるという一件も相まって、これを見たプレイヤーからのルーイに対する評価は更によろしくないものとなってしまったが、これだけの大事を起こせばさすがに反省の一つはするであろうと思われていた。
……が、次回作にて彼はまたも騒動を引き起こす。
ピクミン3での事件
ピクミン3では前作で売り飛ばされたオリマーのドルフィン号を買い戻すためにオリマーと共にお宝探しをしている際にヌマアラシにドルフィン初号機を破壊され、オリマーもアメニュウドウに囚われるという非常事態が起こった。
その為、同じ惑星を訪れたアルフたち調査隊に助けを求めるが、その際に彼らはルーイをオリマーだと勘違いしてタテゴトハチスズメに襲われた彼を救出する。
……そして、船に収容された彼はなんと食料をすべて奪って逃走してしまう。
下手をすればゲームーオーバーになりかねない事態を引き起こすが、途中ヌマアラシに襲われた所を調査隊に再び救出される。その後も懲りずに食事を要求し続け、アルフ達調査隊を呆れさせる。
それから彼がオリマーではない事が判明してしばらくした後、調査隊によってアメニュウドウから救出されたオリマーは「彼は不器用なだけなんだ、許してやってくれ」とルーイに代わって謝罪した。
オリマーも随分後輩に甘いんじゃないのか言いたくなった方も少なくないはず(単に2の事件の真実を知らないだけとも考えられるが)。
そしてこれだけ迷惑をかけていることからスマブラ3DS/WiiUのフィギュア説明文では「ごはん」ではなく「ごめん」と言うべきと言われている(どう考えてもごめんでは済まないと思うが……)。