概要
北海道の小学校から童守小学校5年3組に転入した金髪な女子生徒。東京の私立中学を受けるために家族と離れて、親戚の叔母さんが保護者となり居候して童守小に通うことになった。転入当初はおしとやかに思えたが、それは周囲を欺く為に猫を意図的に被っていて、その正体は悪戯好きな自称「小悪魔」にしてトラブルメイカー。前の学校では正体がバレていて警戒され、童守小ではバレないように事を慎重に進めていたが、調子に乗りやすい自制が利かない性分が仇となり悪ノリしすぎて正体が早々にバレてしまった。
度重なる悪戯の件でぬ~べ~と郷子が保護者を呼び出したが、やってきたのはなんとあの細川美樹である。茉莉は実は美樹の姪っ子で、美樹は茉莉の叔母さんで、童守町での居候先兼保護者でもあった。茉莉は美樹のことを美樹姉と呼び、おばさんとは全然呼ばない。性格だけではなく、体型(特にオッパイ)も小学生時代の美樹にそっくりな「Dカップ小学生」である。幼少の頃から「ぬ~べ~クラス」時の彼女の武勇伝を親戚の集まり等で聴くにつれて、彼女に次第に憧れ尊敬し、実は彼女に弟子入りしようとし、どこぞな海賊小僧みたいに「イタズラ女王にわたしはなる!」と豪語している。そのセリフ通りに例えイタズラが失敗しても、イタズラを懲りずに何度もけしかけたりする処は小学生時代の美樹以上に逞しい性格をしている。ぬ~べ~と郷子からは茉莉を厳しく躾けるよう美樹に釘を刺すが、美樹は茉莉の度重なるイタズラを咎めるどころか逆に激励している。
妖怪騒動の際いたずらしたにもかかわらず、妖怪から自分を守ってくれた北健斗に心惹かれるようになる。その一方で正義感が大変強く融通が利かない橘百合愛とは反りが全然合わずライバル視され、また茉莉も百合愛のことをクソ真面目な優等生としてライバル視しているが、妖怪に襲われた際や健斗絡みの時にはお互いに協力して対抗している。お金にも汚く、自分が教えたおまじないで衛がお金を拾ってその落とし主から礼金を貰った時には彼に分け前を要求した事もある。
一方で(「いたずらが出来れば、友達なんか要らない」と嘯いているが)美樹と同様に情に厚い部分が意外にあり、鉄砲水にぬ~べ~たちが飲み込まれた際にはいたずらに使う予定だった道具で救助したり、子育て中のハクビシンが学校菜園で育てた野菜を盗んでいたと知った際は、罪を自ら被るだけではなく彼らに野菜の差し入れもしたツンデレ屋でもある。
「地獄先生ぬ~べ~NEO」では、茉莉は百合愛と同等な「ぬ~べ~クラス」の2大ヒロインとして君臨し、百合愛と茉莉の相棒関係は無印時代の「ぬ~べ~クラス」の2大ヒロインでもあった郷子と美樹のソレを見事に彷彿させている。