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VF-31の編集履歴

2016-06-09 13:10:29 バージョン

VF-31

ぶいえふさんいち

VF-31 カイロス/ジークフリードとは、TVアニメ「マクロスΔ」に登場する可変戦闘機である。

概要

YF-30クロノスの制式採用仕様。

西暦2060年代後半における最新鋭機であり、主に星間企業複合体「ケイオス」の軍事部門に配備された。

基本設計はYF-30と同様であり、マルチパーパス・コンテナユニットを換装する事で機体特性を変化させるマルチロール機としての特性もそのまま継承されている。

また、ベースとなったYF-30がYF-24から派生した機体である為、慣性蓄積コンバーターやEX-ギア・システムも標準装備されているが、量産化に際してフォールド・ディメンショナル・レゾナンス・システムなどのフォールド・クォーツを使用する装備は本体からオミットされ、オプション化された。


固定武装として頭部ビーム機銃の他、コンパクトナイフ及び腕部ミニガンポッドを標準装備。

宙間戦闘に於いては従来機種のスーパーパックに相当するMMBブースターパックが外装される。


バリエーション

VF-31カイロス

VF-31の標準仕様。一般的にVF-31とはこちらを指す場合が多い。ペットネームの「カイロス」は、ギリシャ神話の時間神クロノスの弟神にして時刻を司る神に由来する。

主翼はドッグトゥース付きのクロースカップルドデルタを採用しており、カナードもVF-31ジークフリードより一回り大きい。

VF-31A

機体カラーはグレー。

頭部ビーム機銃は一門装備。

ケイオスではα小隊など、主にΔ小隊以外の部隊に於いて運用される。


VF-31B

A型と共に量産されているタイプだが、詳細は不明。


VF-31ジークフリード

ワルキューレの護衛を目的としたΔ小隊によって運用されるVF-31。

主翼は大気圏内、特に市街地での運用が多い事から大気圏内での運動性に優れる前進翼を採用。

カラーリングは一般的な軍用機と比較して派手な物となっているが、これはワルキューレとΔ小隊の存在をアピールし、市民のパニックを抑える目的がある。

本体にフォールド・クォーツによるフォールド波増幅システムを搭載する他、脚部にマルチドローンプレート「MDP-001W シグナス」が搭載されており、マルチパーパス・コンテナにはそのエネルギー補給ユニットを装備。これら装備によって多角的にワルキューレの行動をサポートする。また、携行武装であるビームガンポッドはコンテナにマウントする事が可能となっている。

一方で、民間人や建造物への被害を考慮してミサイル等は装備されておらず、手数では他の機体に劣る欠点も持ち合わせている。


VF-31C

ケイオスΔ小隊所属、ミラージュ・ファリーナ・ジーナスの搭乗機。

機体カラーはえんじ色。頭部機銃は左右二門装備されている。


VF-31E

Δ小隊チャック・マスタング機。機体カラーは黄色。

電子戦・早期警戒仕様の機体であり、マルチパーパス・コンテナユニットには折りたたみ式レドームを装備。このレドームはワルキューレのパフォーマンス時には簡易ステージとしても使用される。


VF-31F

Δ小隊所属、メッサー・イーレフェルトの機体。カラーリングは白と黒のツートン。機体背面にはメッサーのトレードマークである死神のマーキングが施されている。

頭部の機銃は左右二門。


VF-31J

Δ小隊所属、ハヤテ・インメルマンの乗機。機体カラーは青。頭部機銃は一門。

ヘルメット着用やAIサポートを嫌うハヤテに合わせて調整が行われており、EX-ギアシステム装着時にヘルメットが装着される機構が搭載されている。


VF-31S

Δ小隊隊長アラド・メルダースの搭乗機。

頭部機銃を左右計四門装備する指揮官仕様。機体背面にはアラドのパーソナルマークである「剣を咥えた竜の頭骨」が描かれている。


関連項目

マクロスΔ

YF-30 Sv-262

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