卒塔婆とはサンスクリット語の「ストゥーパ(釈迦の遺骨を納めた塔)」という言葉を漢語にしたもので、主に墓の脇に立っている文字の書かれた塔の形をした木片の事を指す(板塔婆とも呼ばれる)。
概要
卒塔婆は「塔婆」とも呼ばれ、もとは仏舎利を安置するための建築物とされる。
卒塔婆は仏塔を簡略化したものでもあり、仏教の宇宙観である五大(空・風・火・水・地)を表しているとされる。
その他
文字が書かれている板状のもの(主に剣など)に対してもこの言葉が使われる事がある。
また、ごく稀にスキー板に使われる事もある。
余談
近年は卒塔婆用プリンタが開発され、寺社向けに販売されている。