概要
本名:名城菜津子(旧姓:曽根)。
1985年12月4日生まれ。
兵庫県姫路市でギャバクラ嬢をしていたが、当時放映されていた大食い番組で驚異的な量と特徴的な食べ方(後述)で、視聴者の反響を呼び一芸入学ならぬ一芸芸能界入り。
のちに調理師免許と栄養士の免許を獲得し、大食いしながらダイエットできるレシピ本を発表している。
2011年に結婚。2012年11月5日に男児を出産。
姉がおり、二人姉妹。
両親が幼いころに離婚し、母親の手で育てられ、姉妹揃ってかなりの食欲を誇っていた。
そこで母の一計で、地元の大食いイベントに参加し、食欲を満たすと同時に家計をやりくりする作戦で家計を回すという、母子三人での共闘体制が確立された。
これがのちの「フードファイター・ギャル曽根」を生む基盤となった。
その後テレビ東京の人気番組『TVチャンピオン』にて、大食い王選手権に登場。
番組終了後の独立番組『大食い王決定戦』にも出場し、女王として君臨した。
そこからは「かわいい大食いキャラ」で芸能界にタレントとしてデビューし、一躍人気となる。
大食いスタイル
数多くの大食い選手(フードファイター)にしては非常に珍しく、好き嫌いが超多い。大食いのモットーは「好きなものを好きなだけ食べる」。
まだ素人時代に挑んでいたとある大会では、嫌いな食べ物が出たが為に量をこなせず敗北したと言う経歴もある。
なお、多くの共演者からは実際に競演するまでは「ホントにこんなに食べるとは思わなかった」と目を剥かれるのが恒例行事。
また「30分以上の持久戦」こそを本領とするため、海外フードファイターたちと大食い番組で戦う際に、海外勢のルールにのっとり30分未満のルールで戦うと、スタートダッシュで差をつけられてそのまま負けるパターンも少なくない。
大食いの秘密
単純に大食いと言うワケだけでなく、体内に入った食事を猛スピードで消化してしまう特異体質を持っていることが、科学バラエティ番組に出演した際の検証で判明した。
つまり内臓で栄養を吸収しきる前に排泄されてしまうがゆえに満腹感が分からないという、一種の病的とも言える体質からくる特殊能力と結論付けられたのだ。
また最も脂肪の燃焼と代謝が高いとされる背中側の細胞も、一般人だと成人するまでにかなりの数が減ってしまうのだが、彼女は乳幼児並に残存しており、食物が体内に入って消化が開始されると即反応を起こすことも判明した。
あらゆる特異条件が体に備わったがゆえに獲得した、まさに奇跡の大食い体質である。
だがこれは「満腹になれない」という、哀しい事実も陰として付きまとっていることを意味している……。
だが結婚前後はバラエティ番組での食レポを多数こなしてきた影響で、さすがに太り気味となったらしく、ダイエットを決意。試行錯誤の末に「たくさん食べてもカロリーを極力抑えられるメニュー」を開発し、食事量を(彼女基準でだが)制限してダイエットに成功している。
この体験が先述のダイエット本の出版に繋がった。
ついでに旦那の極端な好き嫌いも一緒に直している。