読み/ひょうげもの
ラテン文字/Hyouge-mono
山田芳裕による日本の漫画作品
講談社刊『モーニング』にて隔号連載中
時は戦国、安土・桃山時代
本作品の主人公「古田織部正重然」あだ名は「古左」「古織」
第1話で敵の大将を追い詰めて置きながら持ち荷の中から“茶碗”をもらう事で命を見逃すことにした、これは今でいえば大失態ではある。
古織は“数奇者”であった。
数奇者(すきしゃ、すきもの)は芸道に執心な人物の俗称。
当時の娯楽は茶道具や物珍しい輸入品を集めてはそれを茶会で披露することが主であった。現代でいう「オタク」を思わせる。
戦国武将というよりも千利休をはじめとするファッションデザイナー・建築家・アーティスト・演出家らが活躍するような物語である