※この記事は、『ゴッドイーター2レイジバースト』のストーリーの重大なネタバレを含みます。
※ここからネタバレ
本作のストーリーミッションを締め括るラスボス。
その正体は、人としての肉体を捨てて螺旋の樹と一体化したラケル・クラウディウスが、主人公の率いる特殊部隊ブラッドとの最終決戦に臨むべくアラガミとして受肉した姿。
白い肌の人間部分はラケルに酷似しているが、後ろ足と脇の部分から伸びた前足は植物的な意匠を持ち、頭上には魔法陣のような紋章が浮かび上がり、全体的に禍々しい雰囲気を放っている。
人間部分の心臓にあたる箇所に口が隠れており、捕喰行動は行う際に展開される。
基本的には知能を持たないアラガミだが、この世界を閉ざす者のみはラケルとしての自我や意識を有しており、その邪悪な意思やジュリウス・ヴィスコンティへの歪んだ執着を言葉に紡ぎ出す。
圧倒的耐久力と見えない障壁に守られた堅牢な防御力、厄介なデッドリーヴェノムを高確率で引き起こす上に範囲が広くとっさの回避・防御が難しい攻撃の数々など、ラスボスに相応しく手強い。
結合崩壊可能な部位は前足、後ろ足、顔面の3ヶ所だが、見えない障壁のせいで懐に潜り込めないため、実質この部分以外には攻撃を当てにくくなっている。
弱点は顔面だが、普段はその激しい攻撃のために容易には近づけず、更に見えない障壁の内側に引っ込まれている間は攻撃も通らないため、基本的には前足や後ろ足を攻撃してダウンしている間に狙いに行くようにしたいところ。
前足や後ろ足は最初は攻撃が通りにくいが、結合崩壊させることで防御力を下げられる。
また、先述の通り短時間でHPを大きく減少させていく状態異常『デッドリーヴェノム』を付与してくる攻撃が多いため、ヴェノム無効などのスキルは用意しておいた方がいいだろう。
なお、世界を閉ざす者はストーリーミッション限定のアラガミであるため、一周回に一度しか戦うことが出来ず、素材の回収や結合崩壊による報酬はない。
終焉の残滓
世界を閉ざす者討伐後に出現する特定ミッションで戦えるようになるアラガミ。
世界を閉ざす者の影響を受けたオラクル細胞が集まり、その姿と能力を模倣・再現したもの。
戦闘力や性質は世界を閉ざす者と同等だが、最早その存在はただのアラガミと変わらず、時折発する言葉も世界を閉ざす者の言動を機械的に真似ているだけである。
また、その扱いも通常のアラガミと化しているため、素材の回収も可能になっている。