概要
一見すると腕で顔を護っているだけに見えるが実際はそうではなく、ボディや足に関する防御力も上がる。
キン肉マンの祖父・第56代キン肉大王ことキン肉タツノリは敵に捕らわれの身になってもこの肉のカーテンを続けた事で無事に生還したという。
アニメでは「肉のカーテンは地球人が行ってもあまり効果が無い」と言及されている。
キン肉マンⅡ世ではキン肉王族始祖のキン肉タツノリが開発したとされる。
一方で、完璧・無量大数軍編では完璧超人始祖の一人にしてキン肉族と正義超人の開祖であるシルバーマンの絶対防御「パーフェクトディフェンダー」が源流であるとされている。これは肉のカーテンとほぼ同じ防御姿勢を起点に相手の攻撃を耐えるに留まらず、受け止め、受け流し、時にはカウンターを返す変幻自在の防御法となっており、無量大数軍のネメシスはこの技を使用した事で完璧超人へと迎え入れられた。
タツノリの弟であるネメシスによれば、肉のカーテンはタツノリが「パーフェクトディフェンダー」のおぼろげな伝承を元に完成させた技であるという(後付けながら上述の設定の矛盾をスマートに解決している)。
守勢に徹する「肉のカーテン」と常に反撃を意識した「パーフェクトディフェンダー」の違いは、正義超人と完璧超人の理想の違いでもある。それでもネメシスは尊敬する兄の技である「肉のカーテン」を直接貶めることはしていない。