概要
46億年以上も昔に繁栄していた帝政国家であったが、フューリー同士の内乱が勃発した。内乱により多くの犠牲を出し、その中の一団「フューリア聖騎士団」は敗走する形で皇家や民の一部を連れて母星から離れて行った。生き残ったフューリーは原始の地球に辿りつき、そこに生命の種を撒いて移住先の環境が整う事を願い、時が来るまでステイシス・ベットにて途方もない時を眠りで過ごした。しかし、「フューリア聖騎士団」を始めとする先に目覚める者達の予定がズレてしまい、地球では「人類」が誕生して生活圏を築いた後であった。
自分たちの移住先に住む人類を排除すべく騎士団はアシュアリー・クロイツェル社に出向いたフューリーは、「連合軍に売り込む」と称した兵器の開発データの提供や従士等の若いパイロットの訓練などを行わせ、機体とパイロットを確保。用済みと判断した同社を証拠の隠滅も含めて徹底的に破壊している。
その裏では地球との共存を望む一派も存在し、人類排除を掲げる強硬派に地球人類が対抗する為の機体を開発し、それを命を懸けて地球へと送り込んだ。
現状において、人類と協調を求めいずれ双方が交配して子孫を残そうと考える「融和派」と、フューリーこそ真の地球の支配者と考えて地球人類との交配を拒絶する「純血派」の二派に大別される。
フューリーだけでその種を繋ぐことは現状厳しいことが明らかになっており、皇家を筆頭にフューリーの文明と意思を残すために地球人類に歩み寄ろうとする。
しかし騎士団幹部をはじめ、上層支配者階級はフューリーの純血を固持することに強いこだわりを持っており、そのことから皇家を半ば実力行使によって黙らせ、地球勢力の排除敢行に移っている。
人物
皇家
フューリア聖騎士団
グ=ランドン・ゴーツ/総大騎士
アル=ヴァン・ランクス/騎士
フー=ルー・ムールー/騎士
ジュア=ム・ダルービ/準騎士⇒騎士
禁士団(OGMD)
エ=セルダ・シューン/聖禁士長 ※
※『J』では騎士に就いている。
諜士団(OGMD)
カロ=ラン・ヴイ/諜士長
ソ=デス・ズォー/諜士
メカニック
従士機リュンピー
従士機ドナ・リュンピー
従士機ガンジャール
指揮官機ヴォルレント
騎士機ラフトクランズ
皇帝機ズィー=ガディン
玉座機グランティード(OGMD)
クストウェル・ブラキウム(OGMD)