ギリシャ神話の魔神。暴風をつかさどる怪物、または暴風そのもの。
エキドナの旦那でケルベロスとかオルトロスとかキマイラとかヒュドラのパパ。
きかん坊の息子ゼウスに手を焼いたガイアによって生み出されたが、ゼウスに追われついにシチリア島はエトナ山の下敷きにされ、厳重に封印された。
しかしその戦闘の流れでは、ゼウスの脚の腱を奪って戦闘不能に追い込んだ事もあり(のちにヘルメス神の策で取り返されるが)、ギリシャ神話の中では最大級の怪物と見てとれる。
テュポーンが暴れるたびにエトナ山が噴火するほか、台風も彼の名から取られた。
ファイナルファンタジーのテュポーン
「フンガー!」
暴風をつかさどるからか、鼻息で主人公一味を邪魔したり助けたりする。