シチリア
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しちりあ
イタリアの地名の一つでイタリア本土近くのシチリア島の事を言う。
シチリア州は、シチリア島とその周辺の島からなる州。オリーブやワインやレモンの名産地としても知られる。
同国に属する島々では最大の面積を持つ(次点はサルデーニャ島)。イタリア半島の形状との比較や同国におけるサッカー文化と関連付けられ、「ブーツによって蹴られるサッカーボール」と表現されることもある。
州都はパレルモで、シチリア島東部には物理学者アルキメデスの出身地や走れメロスの舞台として知られるシラクサ県の県都のシラクサがある。
かつてはギリシャの植民都市であったが、やがてはローマに組み込まれて現在に至るが、現在でもギリシャ語を話す人々も少なくない。
このような背景からか、ギリシャ神話においても登場し、イタリア本土を臨むメッシーナ海峡には人喰いの怪物スキュラ、カリュブディス、セイレーンが住むとされたり、島の東部にあるヨーロッパ最大級の活火山であるエトナ火山にはギリシャ神話最大の怪物であるテュポーンが封印されていると伝承されている。
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