CV:山本祥太
概要
27話から登場する終わりなき混沌勢力が作り出す怪物。
「ムホー」と呼ばれる力で作られており、ヨクバールに似ている。
しかしラブー曰く「どういうわけかあのヤモリが似たようなものを作っていた」と言っている事から、この二つは似て非なるものである。声優も異なっている。
シリーズ構成の村山功によると「闇の魔法つかいの技はムホーを真似たデッドコピーであり、こちらがオリジナル」ということである。
骸骨を思わせる姿だったヨクバール・スーパーヨクバールに対し、大きな穴に手をかけ、中央に赤い×印と額に渦巻き模様がある二つ目の顔が覗き込んでいる、黒い怪物のような素体をしている。
ちなみにヨクバールが了解の意思表示の際に「ギョイ」といっていたのに対し、こちらは「ガッテン」という発声となっている。
誕生プロセス自体はヨクバール・スーパーヨクバールと同じで2つの物体を融合させて誕生するが、そもそも魔力で生み出される存在ではない為、詠唱は必要とせず、またヨクバールやスーパーヨクバールよりも戦闘能力が高く、格闘戦ではキュアフェリーチェでも敵わない。
ただし、従来の金魔法、花魔法で浄化は可能なようで、その点ではスーパーヨクバールよりも防御面では劣っているようだが、怠惰な性格のラブーは30話までは明らかに手を抜いているため、本気になったときの実力については未知数。
各話のドンヨクバール
話数 | 召喚者 | 素体 | 必殺技 |
---|---|---|---|
27話 | ラブー | オオカミの立像/風船 | プリキュア・ダイヤモンド・エターナル |
28話 | ラブー | ウサギのぬいぐるみ/射的の弓矢 | プリキュア・エメラルド・リンカネーション |
30話 | ラブー | 絵筆/工作台 | プリキュア・エメラルド・リンカネーション |
余談
名前の由来はヨクバールの親玉というイメージから、首領などを表す「ドン」をヨクバールにつけたもの。しかし同時に「貪欲」の意味も込められているダブルミーニングである。
名前の発音については、ドンヨクバール本体は「ドンヨク」の部分を「貪欲」と同じ発音で発声しているのに対し、ラブーはドンの部分を首領などのドンと同じ発音で区切って呼んでおり、それぞれでイントネーションが異なっている。