図鑑データ
「長月だ。駆逐艦と侮るなよ。役に立つはずだ。」
概要を頭に叩き込んだな?さぁ、行くぞっ!
睦月型駆逐艦の八番艦。
風貌が似ている菊月とは姉妹艦にあたるが、長月の方が竣工が7か月ほど早く、ちょっとだけ先輩となる。
容姿以上に頑張らないとな。
『艦これ』では珍しい緑色のセミロングヘアをしており(他は夕雲や鈴谷など)、眼の色は金色。
服装は皐月以降の姉妹で共通な黒のセーラー服に白のネクタイ。下も黒のミニスカートに同色のストッキングを履いている。靴は茶色のショートブーツ。
艤装は煙突などは背負っておらず、左腰に爆雷をベルトで固定し、右手には拳銃のようなグリップと盾が付いた単装砲を装備。
また、下腿外側には三連装魚雷発射管がベルトで留められている。
ちなみに下は不明だが、中破時には上にブラの類を付けていないのが確認できる。
久々に本気の性格になったよ!我に続けえっ!
木曾や天龍などと同じく大和魂溢れる豪胆な性格で、敵艦隊への切り込みも恐れずやってのける切り込み艦娘である。自分の実力に自信を持っており、MVP時には自分より強い艦はいないと豪語する。休息など必要ないと入渠をめんどくさがったりするところまで同じだが、破損が酷いと提督命令が出るのだろう、しぶしぶ入渠する。
ちなみにお触りされると激しく動揺する。ケッコン後の母港ボイスでもそうだが、凛々しい人柄に反して押しに弱い性格のようだ。かわいい。
性能、準備はいいな!
史実では旧式な駆逐艦だったため全般的な性能は低めだが、睦月型の中で長月だけは運の値が15とやや高くなっており、改造すると20に上昇するため、夜戦ではそこそこ活躍も期待できる。ちなみに運が20前後に達する駆逐艦娘は、潮や霞、ヴェールヌイと数少ない。更に「まるゆ」によって運を上げる近代化改修を行えば、上限値が79にまで上昇する幸運艦の一人となり、このレベルにまで達するのは霞や潮等、ごく一部に限られる(実は上方修正されたヴェールヌイ(77)よりも上)。序盤の駆逐艦戦線を支えるメンバーとしても、後半の夜戦カットイン要員としてもどんどん活躍させてあげよう。
なお、この運の高さは睦月型の中で、菊月とともに『座礁』という形で生涯を終えたことに由来すると思われる。
長月は座礁し爆撃にさらされながらも揚陸作戦を成功させつつ、放棄という形で沈むことなくその艦生を終えており、除籍されてからも1970年代までは原形を保っていたという記録が残っている。これが多少なりとも彼女を幸運にした一因であろう。
他方、菊月は座礁放棄ののち爆撃を受け一度は沈没している。とはいえ沈没から日を置かずに米軍の手で浮揚し調査が行われ、放置されたまま終戦を迎えた。こちら菊月は現在もその残骸を残している。
ちなみに実装されている睦月型の中で最後まで日本海軍籍を残していたのは卯月である。
(未実装艦を含めれば最終艦の夕月が、卯月よりも1日程度だが長く生き残っていた)
なお、夜戦で「酸素魚雷の力、思い知れ!」と言っているが、睦月型が搭載していた魚雷は九〇式六一サンチ魚雷であって酸素魚雷ではない。 (酸素魚雷は九三式六一サンチ魚雷(及び潜水艦用の九五式五三サンチ魚雷)。口径は同じだが、性能は天と地の差)。そもそも初期装備は12cm単装砲だけ。そのため、酸素魚雷を装備させるまで装備していないものの力を思い知らせようとするシュールな光景が生まれる。(改になると酸素魚雷を持ってきてくれるので、史実はともかく初期装備としては台詞の内容を満たしたことになる。但し、後に実装された睦月改二・如月改二も酸素魚雷を持って来るため「唯一」では無くなった)
史実では皐月、文月と共に第二十二駆逐隊を編成していたが、2014年2月現在、水無月が実装されていないため揃えることができない。
2016年夏イベントで水無月が実装され遂に第二十二駆逐隊を編成できるようになった。
関連イラストの力、思い知れ!
睦月・如月・弥生・卯月のイラストを手掛けた草田草太さんが描いた長月。