木崎レイジ
きざきれいじ
「まだ玉狛は負けてない」
概要
ボーダー玉狛支部所属A級の木崎隊(玉狛第一)隊長のパーフェクトオールラウンダー。
宇佐美栞に「落ち着いた筋肉」と言われるガッシリとした肉体が特徴で、小南や迅と同様、旧ボーダー時代から所属し続けている古株の隊員である。
狙撃手の経験者が玉狛内で彼だけだったため、雨取千佳の師匠になる。
人物像・活躍
基本的に冷静沈着で落ち着いた性格。
体格に似合わない器用さを持っており、得意料理「肉肉肉野菜炒め」をはじめとした料理をこなしたり、陽太郎のかぶるヘルメットを作成したりと、日常でも遺憾なく発揮されている。
始めは小柄な千佳を甘く見ていたが、日がな一日撃ち続けるトリオン量と持久力を見て考えを改め、本来はB級昇格後に教えるようなスナイパーの動作まで教えた。
大規模侵攻の時は、ジープに烏丸と小南を乗せて、避難を手伝っている千佳や修の援護に登場。
その後現れたヴィザ・ヒュースと対峙し、一人で時間稼ぎに努めるもヴィザの黒トリガー「星の杖(オルガノン)」に切り裂かれ敗北。しかし、緊急脱出直前に加えた一撃と星の杖の能力を分析した事により、その後ヴィザの相手をした遊真を優位に立たせた。
93話にて、彼の父親について明かされた。
レイジの父親はレスキュー隊員であり、九年前に小さな子供を庇う形で胸に傷を受け死亡している(傷と状況から近界民によるものだとレイジは推測している)。
この事について彼は父に対し「尊敬はしているが同じ死に方は出来ない」と言っている。
レイジが体を鍛えるのは、父親の「誰かを助けるとき一番役に立つのは鍛え上げた自分の体」・「生きて帰れないのならレスキューとして失格」という教えがあるからである。
161話にて、同じく旧ボーダー時代からの隊員であり、隊員スカウトで県外に出張していた林藤ゆりが帰ってきたのだが、彼女の前ではかつてない程にそわそわしていた。
公式ガイドブックに「好きな女性の前でうまく格好つけることが苦手」とあり、小南曰く「いつものこと」らしいので、まあそういうことなのだろう。
戦闘能力
様々な武装を使いこなし、接近戦と中距離戦だけでなく狙撃手もこなすことが出来るボーダー唯一の完璧万能手。
既存のトリガーホルダーでは彼のポテンシャルが最大限発揮できないという理由から、チップの搭載数を14まで増やした特注品を使用している。
それゆえに非常に多彩な武器を扱っているのだが、素手(正確には刃のないレイガスト&スラスターで加速したブースト筋肉パンチ)でラービットやヒュースを殴り飛ばした姿の方が印象的だという人が多いだろう。
殴られたヒュースも驚いているので、作中基準でも普通ではないようだ。
パラメーター
トリオン | 攻撃 | 防御・援護 | 機動 | 技術 | 射程 | 指揮 | 特殊戦術 | トータル |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
11 | 9 | 10 | 7 | 9 | 7 | 8 | 5 | 66 |
トリガーセット
メイントリガー | サブトリガー |
---|---|
レイガスト | レイガスト |
スラスター | スラスター |
シールド | シールド |
メテオラ | アステロイド:突撃銃 |
アステロイド:機関砲 | ハウンド:突撃銃 |
バッグワーム | スパイダー |
FREE TRIGGER※ | フルアームズ(試作) |
※ガロプラの本部襲撃時にはイーグレットを装備している。