トロルコング

とろるこんぐ

トロルコングとは、漫画『トリコ』に登場する猛獣の一種である。

概要

IGO第8ビオトープに生息し、後述のシルバーバックをボスとした縦社会を形成して群れで生活するゴリラ。緑色の毛皮と四本の腕が特徴で、戦車でも軽々とひっくり返してしまうほどの怪力。グルメコロシアムではガララワニにベアハッグを決めて倒していた。

本来ゴリラは草食動物だが彼らは肉食動物であり、虹の実の周囲に巣を作り、実の香りに引き寄せられた獲物を捕食している。

腕力が強いだけでなく、高い知能も持ち合わせているため、毒蛇ゾンビタイパンを投げるなど罠を張ることも得意としている。

肉は筋っぽくて食えたものではないが(ただし、ゲームでは肉が食材として登場し、小松の調理で筋っぽさが解消されている。特殊料理食材なのかもしれない)、脳は珍味とされる。

当初は世界最強のゴリラと呼ばれていたが、後にトロルコングよりも捕獲レベルの高い猿、ゴリラ系の猛獣が次々と登場したために世界最強とは程遠い存在となってしまった。

この先、ネタバレ注意

しかし、最終回でグルメ界で起きる新しい八王を決める戦いでトロルコングが次の八王候補として参戦することがトリコの発言で判明した。因みに姿は後記のシルバーバックではなく、通常の状態であった。

「トロルコング　デビル大蛇　それにリーガルマンモス…あいつらも強くなったんだぜ」

トロルコングのボス。歳を取り、体毛が伸び白く変色した。トロルコングを上回る腕力と知力で群れを統率する。

危機管理能力が高く、自分より強い相手に遭遇すると戦意喪失してしまう。

なお、シルバーバックとは本作の造語ではなく、年を取り体毛が白くなった年長者のゴリラを指す言葉である。

その後、グルメコロシアムに登場するがデビル大蛇に捕食されてしまった。