概要
分類 | 哺乳獣類 |
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捕獲レベル | 9 |
生息地 | 主にIGOビオトープ内 |
体高 | 4,5m |
体重 | 2t |
価格 | 肉は食えない。脳ミソのみ100g/5500円 |
IGO第8ビオトープに生息し、後述のシルバーバックをボスとした縦社会を形成して群れで生活するゴリラ。
緑色の毛皮と四本の腕が特徴で、戦車でも軽々とひっくり返す程の怪力。
トリコを襲撃した一番弱い下っ端ですら、直径1mはあろうかという大岩を4個同時に持ち上げて足場のない空中でブン投げていたほど。
腕力が強いだけでなく、チンパンジー並みの高い知能や格闘技術もあり、グルメコロシアムではガララワニにハンマーパンチ(アニメではベアハッグ)を決めて倒していた他、毒蛇のゾンビタイパンを投げる、落とし穴を仕掛ける等、罠を張ることも得意。
本来ゴリラは草食動物だが、彼らは生粋の肉食動物であり、植物性のものは極上に旨い虹の実であろうが一切口にしない。
劇中ではむしろその実の周囲に巣を作り、実の香りに引き寄せられた獲物を捕食している。
(ゲームでは肉の筋っぽさを長時間蒸す、煮込むなどの方法で柔らかくすることで解消している)
当初は世界最強のゴリラと呼ばれていたが、登場した次の巻でGTロボの襲撃で群れが全滅した上、後にトロルコングよりも捕獲レベルの高いゴリラの猛獣が次々と登場したので世界最強とは程遠い存在になった。
しかし、最終回にてグルメ界で起きる新しい八王を決める戦いでトロルコングが次の八王候補として参戦することがトリコの発言で判明した。因みに姿は後記のシルバーバックではなく、通常の個体であった。
「トロルコング デビル大蛇 それにリーガルマンモス…あいつらも強くなったんだぜ」
シルバーバック
分類 | 哺乳獣類 |
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捕獲レベル | 10 |
生息地 | 主にIGOビオトープ内 |
体高 | 6m |
体重 | 3,5t |
価格 | 肉は食えない。脳ミソのみ100g/7000円 |
トロルコングのボス。歳を取り、体毛が伸び白く変色した。トロルコングを上回る腕力と知力で群れを統率する。
危機管理能力が高く、自分より強い相手に遭遇すると戦意喪失してしまう。
なお、シルバーバックとは、年を取り体毛が白くなった年長者のゴリラを指す言葉である。
その後、グルメコロシアムに登場するがデビル大蛇に捕食されてしまった。
亜種
主にゲームにて亜種が多く登場している。
なお、通常のトロルコング以上にシルバーバックの亜種が多く、ゲームではシルバーバック"しか"いない群れという珍事態が度々起こっている。
トロルコングの亜種
- ギャングコング
青白い肌と青黒い体毛を持った非常に好戦的な種。常に戦いに明け暮れ、全身に数えきれない程の傷跡をもった個体ばかり。
なお、原作にも似たような外見の個体が登場している。
- アウトローコング
戦いを求めて常に群れで放浪している黒毛のトロルコング。通常種より戦闘力が高く、小細工せずに直接攻撃を仕掛けてくることが多い。赤いモヒカンなどの特徴的なヘアスタイルには各々の拘りがある。
原作にも独特なヘアスタイルの個体が登場していたほか、アウトローコングが妙に力んだ所には白くて甘いソフトクリームができるらしい……。
シルバーバックの亜種
- ゾンビシルバーバック
数々の争いを潜り抜けてきた薄紫色の(おそらくギャングコングの)シルバーバックで、幾つもの群れにおいても特に警戒心が高いが、戦闘経験を活かした奇襲や騙し討ちを得意とする。トロルコング同様に肉は固く筋ばってあまり美味しくないが、良いダシがでる。
- ドレッドシルバーバック
突然変異で頭髪が赤くなった(おそらくアウトローコングの)シルバーバック。あまりにも警戒心が強いためいつもどこかに隠れており、人の目に触れることは稀。奇襲が得意で逃げ足も速く捕獲は困難を極める。
- ファンクシルバーバック
暑さに耐えるため、頭髪をマゲのように縛ることを覚えた珍しい個体。マゲや前腕の毛は黄色くなっており殿様のような豪華さを感じる。自慢のマゲに触る者には容赦ない鉄槌が下される。
初登場の『グルサバ2』等においては素の高い戦闘力に加え、狭いエリアに巨大な個体が複数襲いかかってくるため倒すのが滅茶苦茶難しく、ノッキングどころか倒すの自体がかなりの難関となっている。
- パンクシルバーバック
身の毛がこすれて発生する静電気で毛を逆立てて威嚇を行うだけでなく、その反発力で地底の超重力にも耐えるシルバーバックの一種。特に頭髪には大量の電気が蓄えられ、アフロのように弾けているため、パンクロッカーのような風貌になっている。