概要
本来は1000分の1を1とする単位であるが、もっぱら鉄道などの勾配値として扱われることが多い。
※ただし、道路標識で扱われる勾配の単位はパーセント(%/%)。
パーミルの記号は、パーセントの後ろに○が付いたもので、パーミルと打って変換すれば「‰」と出る。
勾配としてのパーミル
勾配としてのパーミルは、1km(1000m)進むと何m変化するか?の「何メートル」がパーミルの数値になる。
つまり、かつて存在した信越本線の碓氷峠に於ける66.7‰は、1kmごとに66m70cmも高さが変化していたということになる。
この場合、平地の約34倍の力で走行や制動を行う必要があり、シェルパと呼ばれる機関車の補助を受けることとなる。