超人戦隊バラタック
ちょうじんせんたいばらたっく
超人戦隊バラタックは、1977年7月3日から1978年3月26日までテレビ朝日系で放送された、東映動画製作のロボットアニメである。
概要
原作は池原しげと(本名の池原成利名義)、小林檀。
『鋼鉄ジーグ』『マグネロボガ・キーン』に続く、マグネロボシリーズの第3弾であるが、スポンサーのタカラは『ゴワッパー5ゴーダム』を第2弾としているため、マグネモシリーズとしては第4弾となる。
磁石で各パーツが合体したり、状況に合わせてパーツを交換するのはジーグやガ・キーンと一緒であるが、バラタックは司令機からテレパシーで遠隔操縦する形式となっている。
地球から11光年離れたイプシロン星のシャイディーン総統は、地球の加藤博士が研究している惑星間を自由に移動できるタイムリンクル理論の存在を危惧し、地球に特使を派遣して加藤博士に共同開発を提案しようとしていた。
だが、親善使節団(シャイザック)を任された爬虫類型人類である司令官ゴルテウスは、自らの欲望(我侭)を優先させて命令に背き地球侵略を開始してしまう。
そしてタイムリンクル理論が完成することで、母星に越権と不祥事が発覚することを恐れたゴルテウスは、加藤博士の家族を人質に取り研究を止めさせようとする。
母と兄を人質に取られた加藤博士の息子ユージは仲間達とともに、合体指令メカ・ペンタゴラスと状況に応じ変形合体が可能な巨大ロボ・バラタックでゴルテウスのムチャクチャでヘンテコな作戦を阻止していく。
ロボットアニメとしては初となるギャグ路線のストーリーが特徴。
サブタイトルも「パンダが欲しい!」や、最終話の「もう、終わりでーす」など、珍しいものが多いのも特徴の一つである。