概要
1976年9月から1977年6月まで、テレビ朝日系で日曜18:00-18:25に放送された。全39話。
『鋼鉄ジーグ』の後番組に相当する。また本作の後番組は『超人戦隊バラタック』。
複数の作家によってコミカライズされており、秋田書店『冒険王』で岡崎優が、講談社『テレビマガジン』で細井雄二が、講談社『たのしい幼稚園』で新宅よしみつがそれぞれ連載していた。
あらすじ
花月守博士はイザール星人の地球侵略に対抗すべく移動要塞ゴッドフリーダムおよび ガ・キーンを開発した。ガ・キーンの起動に必要な二人のマグネマンには花月博士の娘・舞と花月博士の友人・北条徹の息子・猛が選ばれた・・・・。
登場人物
花月守(内海賢二)
北条徹(柴田秀勝)
北条琴江(北浜晴子)
小松独(野田圭一)
肥前太(増岡弘)
辻天才(はせさん治)
ブレーン総司令官(柴田秀勝)
地底将軍コックロー(増岡弘)
海底将軍スタッフィー(北浜晴子)
情報長官デバイス(はせさん治)
シャドー隊長(野田圭一)
ギャザーン(田中崇)
イザール帝王(内海賢二)
登場メカ
スピリットエンジェル号
デリバリー号
チックタッカー
パロディー
「祝ビックリマン」第33話に本作を捩った「愛のマトバロボ ラ・キーン」が登場。まんまガ・キーンのパロディで、ご丁寧に本家の主題歌を歌ったお二方がパロディの劇中歌を歌い、パイロットのヤマトと十字架もキチンと合身した。
余談
ジーグのメガヒットに続けと始めたものの、やはりジーグ程のヒットには至らなかったのは、やはり一流のスタッフを用いてもテンプレート作品の範から抜け出せなかったからかも知れなかった。
マグネマンのガ・キーンへの合身(ロボットと融合・一体化は合身で一括した方が良いと思う)はある意味生理に訴えるものがあり、ガンガーは宇宙人と地球人のハーフ、ジーグはサイボーグ、ダイアポロンは宇宙人との前振りがあったので彼等の合身は説得力があったのだが、ほぼ生身の人間であるマグネマンがパーツに変身・合身はある意味不気味であるが、それが許容される程1970年代は大らかな時代だったかも知れない。
関連タグ
正式な表記はスペース(空白)を含むため、『マグネロボ』と『ガ・キーン』の二つのタグが生成されることも多い。
ただし『マグネロボ』は『マグネロボシリーズ』『東映マグネロボシリーズ』を指す場合もある。