概要
地球システム研究所所長・花月守が、イザール星人の侵略作戦に対抗すべく開発したマグネロボ。
名前の由来は "Gathering Keen"。
スペック
全長50m
重量70t
原子力と磁流波エネルギーを動力源とする。
移動要塞ゴッドフリーダムから、マグネマン・プラス(北条猛)とマグネマン・マイナス(花月舞)が搭乗するスピリットエンジェル号が発進。
スピリット号とエンジェル号に分離(フライングオフ)し、それぞれがプライザーとマイティに合体(ハイルドアップ)。
さらに二人のマグネマンがそれぞれのロボから飛び出し(デルドアウト)、合身してコア・パーツとなり(スイートクロス)、ゴッドフリーダムから発射されたパーツと合体(マグネマン・イントゥーワン)することでガ・キーンが完成する。
コア・パーツはガ・キーンの腰部に位置する。黄色いパーツの前面、黒く縁取りされた赤い部分がマグネマンのお二人。
マグネマン二人が融合しないとガ・キーンは真価を発揮できない。1度マグネマン・ダミーを使用しプラスのみのスイートクロスを実行したが、戦闘バランスが崩れ苦戦するという事態が発生している。
プライザーとマイティはそれぞれ変形してガ・キーンの腕に合体(チェンジコンビネーション)し、武器兼ブースターとして運用される。さらに追加ユニットのカッターフラッグを装備することで攻撃力を強化している。
武装
ショルダークラッシュ;いわゆるショルダータックル。
カウンターナイフ:手首甲から出現する小型ナイフ。
ガ・キーンパンチ:手首を発射する。カウンターナイフを出したまま発射する戦法も見られた。
ガ・キーンイレーザー:膝から放出するビーム。溶解能力を持つ。
エルボークラッカー:肘撃ち。
フットシャーク:足裏からナイフが出現、敵を切り裂く。
ミラクルハリケーン:口から放出される虹色のビーム。
ガ・キーン・フルパワー:上記のプライザーとマイティとの合体攻撃。両腕に2機が変形したブースターを装備し、そのまま体当たりを敢行もしくはプラズマ光線を発射する。
大車輪アタック:膝横に装備されたバルーンタイヤ。取り外して攻撃にも使用できる。
ガ・キーンヌンチャク:刃の付いたヌンチャク。
ガ・キーン・シャベルパワー:肘からドリルが出現し、地中を掘り進む。
サポートユニット
ガ・キーン重戦車:ガ・キーンの武装強化の為に開発された。ビームやミサイルのほかに先端のラム(衝角)を装備しており、それを使用しての体当たりを敢行する。
マッハウィング:高速飛行用のウイングユニット。装着する時はガ・キーンの脚部が伸びそこに取り付ける。本来ならガ・キーン・フルパワーを強化するものだが、単体での使用が多かった。
バリアントアンカー:重戦車にマッハウイングを装備することで完成した。飛行可能となったため行動範囲が広くなっている。
なお、前番組『鋼鉄ジーグ』におけるアースパーツ / マリンパーツ / スカイパーツのような地形適応ユニットも設定は存在したが、本編中では登場しなかった。これは後番組『超人戦隊バラタック』でタイプ・チェンジとして採用されている。
この設定は後年、ロボットガールズZオンラインにおける『チームT レジェンド化計画』で、ガッキーのパワーアップバージョン・ガッキーPOL(アースガッキー / スカイガッキー / マリンガッキー)として日の目を見ることになる。