人物
クローム・バランシェによって製作された40体目のファティマ。
「ブルー・メガエラ」の二つ名を持ち、アレクトー・ティスホーンと同時期に製作された三姉妹のうちの次女に当たる。
ボード・ビュラードことトラン連邦共和国大統領ミッション・ルースのパートナーであり、最高位のクリアランスである「F(フローレス)」の称号を持つ傑作ファティマである。
数いるファティマの中でも本編での活躍が最も多いうちの1人。おでこが広く、ミッションやソープからは「おでこちゃん」と呼ばれていた。
スペック…戦闘A・MH制御2A・演算2A・耐久A・精神B1・クリアランスF・タイプM
マスターであるボードにしょっちゅう無理難題を吹っかけられては、ファティマでありながらマントも羽織らず出歩いたり、人間の服を着せられたり、裸にさせられたりと、星団法を無視しまくっているが、既に世話女房根性が染み付いてしまっているのか、初登場時から既に拒否も抵抗もする素振りもない。
ボードが偽名で活動している際には、メガエラもまた「メルクラ」の偽名を名乗っている。
幼少時、バランシェ邸に建設中だった地下式MHサイロに落ちかけたところをボードに救われたことが強く記憶に残り、成人後にお披露目の警備に当たっていたボードを1対1の対面でマスターに指名した。
しかし、メガエラがお披露目に出席した騎士を全て蹴り、公式には不在だったミッションをマスターとしたことから、外交問題化を回避すべくミッションはしばらく表舞台から消えざるを得なくなってしまった。
バランシェはメガエラとアレクトーが、共に豪放な性格の持ち主であるミッションとアイシャ・コーダンテに連続して嫁いだ事が相当悔しかった(曰く「どいつもこいつもひっでー奴らのとこばっかに行く!」)らしく、お披露目から帰る途上のリムジンでメチャクチャ荒れた挙句、「ソープに八つ当たりしてやる!」と叫ぶのであった。
ボード亡き後はアマテラスの下に身を寄せ、星団暦4000年代のフロート・テンプル陥落時ではミラージュ騎士である剣豪ウピゾナ・バーデンバーグのパートナーとなっている模様。
そして、AKDと反乱軍の最終決戦の最中、ボードの子孫であるウェイ・ルースと出会い、ボードが無事に血を後世に残せたことを知り、涙する。