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花輪和一の編集履歴

2017-02-03 14:17:04 バージョン

花輪和一

はなわかずいち

北海道在住の漫画家。1971年に『かんのむし』(月刊漫画ガロ)で漫画家としてデビュー。丸尾末広と並び「耽美系」「猟奇系」の作家と評される。

作風

初期には猟奇的な物語を、活動中期以降は主に平安時代室町時代の日本ぽい所を舞台にした怪奇かつファンタジー色の強い物語(コロポックル等)を、緻密で濃厚なタッチで描いている。ベースとなるテーマが人間の「業」である作品が多い。「グヒィ~」等 異様な擬音を書く。


人物

埼玉県大里郡寄居町出身。猟奇的で怪しくも美しい世界を描く。「仏教」を称しながら道教入ってる諦念溢れる世界観で、売れないが美麗な絵を描いてそれなりの人気を博していたが、1994年12月11日、作品に対するストレスを発散するために始めた、改造モデルガンや故障した拳銃を修理した物を所持していたことについて銃刀法違反容疑で北海道警察(札幌警察)と警視庁の警官に逮捕され、豊平警察署に連行された。


当時ソ連崩壊のごたごたで「北からトカレフとかがばんばん入ってくる」状態であり、弁護団が「日本を代表する漫画家でどうのこうの」と言っていたため、あと弁護団の皆さんが「良いですか花輪さん アレとかソレとかは言わなくていいんですからね」と口止めしていたものを包み隠さず全部洗いざらい法廷で述べたため、拳銃持ってるやつへの見せしめとして三年間刑務所生活をエンジョイすることになる。


出所後、刑務所内のいろいろを、ム所の飯はうまいとか、篠原ともえが当時宣伝していた物を「娑婆に帰ったら喰うぞ」と意思を固めたりとか、孔しか空いてない便器に怒ったりとか、ほのぼのほっこりな刑務所ライフを描いた「刑務所の中」(アックス連載)は、そこそこ有名になり映画化もされる。


陰惨な描写が多い作風だが、時折突拍子もないギャグを織り交ぜたり、シュールな4コマ漫画を描いたりすることもある。(『伝染るんです。』の中に所収)

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