フェルト・グレイス
ふぇるとぐれいす
CV:高垣彩陽
概要
プトレマイオス、プトレマイオス2、プトレマイオス2改の戦況オペレーター。
外伝『00P』に登場する第2世代ガンダムのマイスター、ルイード・レゾナンスとマレーネ・ブラディの娘。両親は本編開始時点では組織で起こったとある事故により、既に亡くなっているが、組織の方針により事故の詳細は秘匿されている。
コロニー生まれである事にコンプレックスを持っており、それを隠すために髪の色をピンク色に染めている。
『1st』時は14歳で、当時のクルーの中では最年少であった。そのためクリスティナには妹のように可愛がられていた。組織で同じく育てられたシェリリンとは友人同士である。ロックオン(ニール)に、淡い恋心を寄せていた。しかし想いを告げることなく彼と死別することとなる。
『2nd』では19歳となり、戦況オペレーターを務め、親しかった仲間たちの死を乗り越え、表情や言動も女性らしく柔らかくなっている。自身と似た境遇であるミレイナに対しては、年上として気遣う姿も見られた。かつての敵であるソーマ(マリー)がCBに保護された際にはわだかまりをぶつけてしまうが、後に謝罪し、仲間として受け入れている。最終決戦後もCBに残り、皆が命を引き換えにして変えた世界を見続ける決意を口にしている。
『劇場版』では21歳。髪型をショートカットに変えており、歳月を経て大きくなった刹那への想いと、その刹那がイノベイターとしての能力から孤立しかかっていることに胸を痛めている。ELSとの戦闘で刹那が意識不明となった際には、回復を信じて意識を取り戻すまで彼の側に寄り添っていた。小説では想いを秘めて刹那を送り出す彼女の覚悟が補完されている。終盤、プトレマイオス2改がELSの侵食を受け、スメラギに退艦命令を出された時には、「また除け者にする気ですか!」と断固として拒否し、艦に残って戦う強い意志を見せた。