概要
二人とも私設武装組織「ソレスタルビーイング」に所属しており、刹那はガンダムのパイロットでフェルトは輸送艦プトレマイオスのオペレーターと何かと接する機会が多い二人だが、ガンダムの発進シークエンスを除けばアニメ本編で二人が直接関わるシーンは片手で数えられるほどしかない。
1stシーズンではロックオン・ストラトス(ニール・ディランディ)が戦死した直後の24話。
ハロが持ち帰ったガンダムデュナメスのコックピットの前に刹那が佇んでいる所に、フェルトがロックオンに宛てた手紙を持ってきた時のワンシーンのみだった。
2ndシーズンでも相変わらず二人が関わることがなかったが、22話でガンダムの所へ行こうとした刹那の前にフェルトが現れ、リンダがラボで育てた花を刹那に贈った。この時フェルトは刹那とマリナの関係を気にするような発言をしたり、刹那が無事に帰還することを願ったりと、彼に想いを寄せているようになっている。
劇場版では明確にフェルトが刹那に好意を抱くようになっており、周囲もそれを察していたが、当の刹那のみが気付いていないようである(ライル曰く「イノベイターのくせに鈍い」)。
刹那がELSとの接触が原因で意識不明に陥った際、フェルトは彼が目を覚ますまで傍に寄り添い、ELSとの対話のためにダブルオークアンタで出撃する刹那を送り出した。
結局、刹那は最後までフェルトの想いに気付くことはなく、フェルトも自分の想いを伝えることはなかったが、彼女自身は「彼を想うだけでいい」と満足している様子だった。