CV:田村ゆかり
『勇者王ガオガイガー』に登場する勇者の一人。シリーズでは本格的に登場した初の女性型勇者である。初登場は外伝ノベライズ『獅子の女王』である為、それに準ずるものとする。
概要
シャッセール所属のビークルロボ。竜シリーズ五号機で起動がちょっとだけ早かった為、闇竜の双子の姉となり、十人兄妹の長女となった。開発経過が特殊である事と、実戦投入を早める為に約一カ月という圧縮教育を施した結果、精神の成長が兄達よりも低い段階で完成する。
この時の情緒面が5歳児程度。擬人化したら恐ろしい結果になる事間違いない。
GGGの技術供与を受け、フランスGGGより製作された。ボディカラーは白(FINALではパールピンク)。元々はショベルカー付きトレーラーをベースとしていたが、組織自体が国連直属の公の機関となり、偽装能力が必要なくなった事と、フランス文化圏特有のお国事情からメーザー砲台付きトレーラーへ変更、更には女性型へと再設計されディビジョンⅤ物質瞬間創成艦"フツヌシ"によって生まれたと言う複雑な誕生経歴がある。シンメトリカルドッキングすることで合体ビークルロボ天竜神となる。表情は素っぴんで、ルネからは「白いの」と呼ばれていた。
起動して間もない頃に、犯罪組織バイオネットにより未成熟なAIの隙を突かれロジックボムを利用した統制支配下により操られた挙げ句"フツヌシ"のメインジェネレーター代わりとしてフェイクGSライドを大量に製作。GGGやシャッセールとの因縁関係が生まれてしまう(それ以前に上層部関係者数名もまた十年以上前から母体となった前身組織に関係が深い)。
闇竜との強制的なシンメトリカルドッキングとルネの説得で脱することができたものの、フェイクGSロボ『Gギガテスク』との戦いで中破し、AIにも多大なダメージを負い再教育プログラムを施されたが、損傷が軽微たったのかメンタル的に少女のような部分が残っている。但し、スタイルや装備も含めてブラッシュアップされたのか、10t以上も削がれ、武器も少なめになる(これに対してはメカファンたちの間では賛否両論ある)。形式上は兄に相当する氷竜らと出会うのは、『フツヌシ事件』から数ヵ月後である。
しかし、キリスト教においてドラゴンは邪悪の象徴とされているのだが、フランス製にも関わらず竜のついた自分の名前になんら疑問をもたない点については、あんまり考えてはいけない。
基本データ
正式番号:GBR-8
全高:17.5m
全幅:7.5m
重量:220.0t(修復後210.0t)
装備
メーザーガン(修復後オミットされる)
パワーメーザーアーム
技
ライトニングランス(後にプライムローズの月に改名)
ビークルモード
全長:16.7m
全幅:3.5m
劇中の扱い
どす黒い感情を兄達から向けられても全く動じない天然キャラ。 そのロリ声も相まって、妹として申し分ない(と思う)。
攻撃を受けた際に「お肌が焼け焦げちゃった」という台詞があるのだが、君は素っ裸で出撃しているのか?という疑問が残る。
家族(及び国籍)
氷竜 長男・二本
炎竜 次男・日本
風龍 三男・中国
雷龍 四男・中国
闇竜 次女兼双子の妹・フランス
月龍 三女・ドイツ
日龍 四女・ドイツ
翔竜 開発開始は三男、正式稼働は末弟・日本
宙龍 開発開始は四男、AIだけなら五男・中国