メロリー
めろりー
CV:豊崎愛生
概要
人物
「かみさまみならい ヒミツのここたま」に登場する、物から生まれた見習い神様(ここたま)。
性別は女子(たまごパンツの切れ目が波線型)で、本名は「メロメロリン姫のみこと」。
主人公の四葉こころと「大家さんけいやく」し、四葉家(正確にはこころの部屋にあるここたまハウス)に住むことになる。語尾に「○○なの」と言う。
魔法の呪文は「メロメロルンルン ラララのラー」。
誕生した物は四葉家のリビングにあったピアノ。たまごパンツにはハート模様が描かれている。
シッポは音符のような型をしている(直接物の形でないのは珍しい)。
額には渦巻状の、左右にはウサギの耳を長くしたような突起がある。
渦巻である点はラキたまと共通している(こちらはシングルであちらは頭の上にツイン)。
ピアノのここたまなだけに歌を唄ったり、楽器を演奏するのが好きである。
弾いている楽器はこれまた物だけに、主にピアノである。
ここたまを知らない人間の前で(勿論見られないように)歌唱して応援している場面も。
公式言及はないが、みんなよりずっと歌唱力があるものと見られる。
また音楽的才能にも秀でているものと見られ、楽器演奏も上手な様子。
性格は明るくほんわかしている(加えて公式では「少し天然」ともある)が、登場初期の頃は少しわがままな面もあった。
また少し泣き虫気味であり、当初はこころと「ヒミツのけいやく」しようとしていたが、ラキたまに先越されたことに大泣きしていた。
四葉家ここたまでは2番目に登場しており、「大家さんけいやく」も事実上メロリーの影響で誕生した。
またこころがラキたま以外で初めて「コンコンパカッ」(卵を割る)したのはメロリーである。
他のここたまとの関係
ラキたまとは契約直後にこころの部屋やハウスを案内されるが、その時の彼の態度が若干大きかったため、「何か偉そうなの」と言っていた(一応優しい対応ではあったため一瞬のことではあったが)。
後にも複数の「大家さんけいやく」によるここたまが登場しているが、以降も一番の理解者という位置となっており、初期には他の四葉家ここたまと揉めて拗ねていたラキたまを説得しようとしていた場面も。
また少し好意も抱くようになったのか、第33話(Aパート)では理由は違えどラキたまに抱き着いている(他のここたまには多分抱きまではしてない)。
他の四葉家ここたまとも仲良く、そして初期ではラキたまと違い、気持ちを的確に読み取っていた。
通常時のホットニーとは性格が似ている面がところどころある(なおもっと2人きりにしても良いかも)。
またここたまではないが、ひなも少しほんわかしている面があり、もし契約者以外の人間に知られても良ければ(もしくはひながここたま契約者になれば)、かなり仲良くなったりして?
ここたま界に行く日(劇場版公開)が近づいてきた頃に、玩具側でここたま界訪問用のたまごパンツを履いたイラストが登場したが、訪問用である事に気付いてないと、ラキたまとペアルックにしか見えないと感じる人多そう。
まあ感じさせるのではなく、この調子でホントに恋仲になっても良い気はするが。
TVアニメ版
「大家さんけいやく」ここたまでありながら、エンディングのテロップでは主人公格(第26話以降でいうと桜井のぞみやビビットより先)の位置に表示されている。
しかしストーリーを盛り上げるのは少々苦手なのか話によっては台詞が少なめにされていたり、1年目放送(51話まで)時点での出番の頻度も多いもののゲラチョに抜かれかけていた。
また実はそのテロップものぞみたちが登場するまでは、おシャキやゲラチョも(メロリーの方が上ではあるものの)一緒の列に配置されており、どっちつかずな扱いだった。
なおテロップの配置方法は表示と消滅を繰り返すタイプである。
但しグッズ等でも大きく描かれていたり、ラキたま以外ではガシャポンの「かくれたまスイング」で唯一どちらにも登場し、講談社にて単独用キャラ絵本も制作されていたりはするなど、事柄によってはラキたまの女子バージョンと言えるほどの扱いになっている。
歌が上手いというキャラ設定とはいえ、主題歌以外の曲も初期の頃から2つ以上用意されている(下記の動画参照・またこれ以外にも応援歌というものがある)。
1つ目のエンディングでは、アーティスト名義が「メロリーとここたまファイブ(メンバーは初期の四葉家ここたまたち)」となっていたが、あくまで主題歌及び6人全員の曲なのか、「なの」とは言っていない。
余談
歌唱時に使っているマイクが、デザインは異なるものの実際に玩具化されており、このマイクから主題歌(各最初の曲)のインストを流すことが可能。
喋り方に若干差異があるが語尾がほぼ同一である、まおちゃん(ちび☆デビ!)や白玉みかん(プリパラ)と合わせてなのなのトリオと呼ばれている。
後者の作品には(みかんではないが)後に中の人が出演しているが、向こうのスタッフも狙ったのかもしれない(例としてはここたまの1枠後に放送されている別アイドル物の旧シリーズ主人公の中の人も出てきている)。