「あのね、モノにはみーんな魂があるって、知ってる?」
CV:本渡楓
概要
小学5年生の女の子で、物を大切にする明るくて優しい子。
色鉛筆から生まれたラキたまと遭遇し、ここたまと契約をすることになる。
おばあちゃんである八千草晴子(本名は94話の字幕放送で判明)の影響で物や友達を大切にするとても優しい性格をしている。
ここたまたちが部屋を散らかしてもまったく怒らないどころか、そのことに気づかせて一緒に掃除するという大人顔負けの育児能力を身につけているなど、彼女の寛大さを表すエピソードは事欠かない。少し甘やかしているともいえるが、そこは子供だし仕方ないのかもしれない。そのことから、大きいお友達からは天使や女神と呼ばれることも。しかし何をしても怒らないというわけでもなく、実は早々に3話で学校を無断で探険したラキたまとメロリーに怒りをあらわにしている。
設定上は工作が苦手で、自他ともに認める不器用ということになっている。しかし実際は、ここたまたちの住むここたまハウスを独力で不用品から作り上げるという、とても小5とは思えないレベルのとてつもない器用さの持ち主である。
でもたまに思い出したかのように不器用になる。
家族構成
四葉家の長女であり、建築家の父幸一・主婦の母美里・弟のまこと・猫のアマンダと暮らしている。
おばあちゃんは母方の祖母で同居しておらず、離島に暮らしている。
まことやアマンダには呼び捨て・親には「お○さん」型で呼んでいる。
ちなみに本作にもパパママ呼びのキャラは存在する。
人物
先述で物を大切していると記載したが、そのレベルは色鉛筆をギリギリの短さまで使うほどで(初回序盤より)、大槻あやかや星野ひなに感心されている。
ピーマンが苦手だったが、美里が料理に工夫していたお陰で、第53話にはいつの間にか克服している。
自身も何度か料理に挑戦しており、(第19話では失敗しているものの)腕前もそこそこ以上と見られる。
近所の駄菓子屋「山田商店」の常連客である。
いかにも「普通の子」といった風貌とは裏腹に、まことにとってはかなり頼りになる姉のようであり、クラスでもそこそこ頼りにされているようである。
まことには宿題を教えていることを示唆する描写があり、夏休みも忘れていた自由研究以外は早くに仕上げていた模様で、八千草家にてそうでなさそうだったまことにツッコミを入れている。
処世術や社交性もかなり高いレベルで、赤の他人でも用事さえあれば臆面もなく話しかけ、憤慨している大人にお世辞を言って場を鎮めたり、初対面の児童(下級生?)の家に上り込むこともある。
おばあちゃんの家に行った際には、まことや地元の少年である歩太と一緒だったとはいえ、虫捕りにも付き合っている。いくら子供とはいえ、もう小5であり性格的にも普通に女子らしい事を考慮すると意外な一面と言えるだろう。
友好関係
あやかやひなとは一緒に登下校したり誕生日を祝いあったりする親友同士。
長谷川ケイトとも誕生日会にお呼ばれされたり、彼女がアイドルを目指していることを知って秋川かえでと一緒に応援・協力したりと仲を深めている。
上記4人と下記の少年は現時点では同級生(3組)でもある。
第26話にして、もう一人の契約者である桜井のぞみと出会う。初期ののぞみは明らかにクールを通り越してドライであり、ここたま契約者同士だからといって妥協は一切しなかったが、それでもこころは諦めず彼女にアプローチを重ね、第40話では友達と呼べる存在となった。以降は互いを呼び捨てするようになる(それまではこころはちゃん付け・のぞみは「四葉さん」だった)。
清太郎に好意を抱いており、1年前はバレンタインデーにチョコを渡せなかったという初々しい一面もある。
第19話で今度は渡すには渡せたが、散々な結果に終わってしまった。
なお清太郎以外の男子ならば特に緊張することもなく、普通に接することができる。同時に清太郎以外の男子と関わりたくない素振りも特に見せていない。
ファッション
就寝時以外の髪型はほぼ常にツインテールで、テールの下部にはウェーブがかかっている。
本人はこの髪型がお気に入りのご様子。
基本の服装は、ピンク色の襟の上からボタンが3つ付いたフリル付きのポロシャツと、薄い青色で棚状になっているスカートという組み合わせとなっている。
半袖のポロシャツと長袖のカーディガン共に左の胸には四つ葉のクローバーの刺繡が共に付いている。
靴下はもこもこしているように見え、ルーズソックスの形状にかなり近い(公式言及はなし)。
ファンから靴下が「ルーズソックス」じゃないかという声と同時に、スカートも短めなため(本人は全くそんなつもりはなさそうだが)ちょっぴりギャル感もあるという声も。
なお本編の描写(サッカー回等)ではスカートはキュロット構造となっている。
冬服には半袖のポロシャツの上に長袖のカーディガンを着ているが、フリル付きのピンク色の襟はカーディガンには付いていない為、ポロシャツから出ている。
ここたま契約者
幼稚園児の頃から大切に使ってきた色鉛筆から生まれたラキたまと「ヒミツのけいやく」を結んでいる。
契約者の使命として、ラキたまの家(神棚)を造り、食べ物(供物)を提供している。
小動物の飼い主……もとい見習いとはいえ神様に奉仕する巫女のような立場だが、本人達はあくまで友達として接しており、放課後や休日には一緒に遊んだり、ここたま同士の対決をノリノリで実況したりもする。
契約の対価として、ラキたまが立派な神様になれたときには「不器用が直りますように」という願いを叶えてもらうことになっている。
メロリー以下の8人とは、ここたまハウスに住むことについての「大家さんけいやく」を結んでいるだけであり正規の契約関係ではないが、ラキたまと特に差をつけるようなことはない(初期ではラキたま本人が主張することはあった)。
一方で、ここたまたちの騒動に巻き込まれて奔走したり不憫な目に遭うことがもはや日常茶飯事。
ここたまの存在がバレそうになると咄嗟に大声を出したり一芝居を打って周囲の注意を引きつけることで誤魔化しているが、傍から見ると急に奇声をあげたり奇怪な動きをしたりするアレな子である。
気苦労が絶えないからか小5にして独特な苦笑いが板に付いており、時には涙目で悲嘆することもあるため、同情した視聴者からは心労ちゃんと呼ばれる始末である(但したまにここたま絡みでない時にもこの笑いをすることがある)。
その結果、のぞみ(初期の頃)やたませんにんからここたまのみならず契約者である彼女自身にも問題があるとの批判も受けた。
しかし実際は上記の状況でもここたまたちを咎めることはほとんどなく、それでストレスになっている訳でもないのか、ここたまたちに冷たくしたりすることは全くない。
逆にここたまたちのことが大好きなようで、頼りになっている時などにはとても感謝している様子である。
またラキたまが消えかけた時などには、泣いてしまうほどに悲しんでいた。
のぞみが彼女のやり方を受け入れてからは、のぞみも勝手にいなくなるここたま達の救出に協力している。
しかし新章突入後(第77話以降)はのぞみが引っ越すことになり、(ネタとしてではあるが)同級生に理解者がいなくなるとファンから心配の声が上がった。
一応上記展開以降には新しいここたま契約者としてひかりが登場しているが、学校は違っている。
その他こころ関連
アニメ放送開始から約1年後に登場したガシャポンのシリーズでは、それまではここたまキャラのみだったがこころもグッズ化されている。
作品が人気になり、他のガシャポンでも売れていることへの反響かもしれない。
第52話(Bパート)では後ろ姿がこころに似ている少女が登場し、ラキたまも間違えるほどだった。
こころともすれ違っていたが、面識がないまま終わっている。
第51話(内容は学芸会)では、ここたまの真似してお尻を振っていた。
案外全然恥ずかしがってなかったが、それはここたま達しか見てなかったからであり、流石に学校でやるのは嫌がっていた。
また第68話(Aパート)では、コードネームの真似をして、「コードネーム556」と名乗っていた。
特に口癖やそれに近い言葉はないが、第19話では「草食べてるみたい」という名言を残してくれている。この台詞はここたま達が変わった味の生マシュマロを作った時の物である。
関連イラスト
関連タグ
大槻あやか 星野ひな 一之瀬清太郎 長谷川ケイト 秋川かえで カブトムシ君
ラキたま以外の契約対象
メロリー おシャキ ゲラチョ キラリス モグタン サリーヌ パリーヌ ミシル
関連キャラ
星ノ川はるか:後番組キラキラハッピー★ひらけ!ここたまの人間側の主人公。当最終回にて共演。
桜あかり:ジュエルペットてぃんくる☆のヒロインで、主に主人公&性格が良い娘繋がり。
ゆう香:中の人が演じていた青春×機関銃のゲストキャラクターで、ツインテール繋がり。
榛名知歳:中の人が演じていた風夏の登場キャラクターで、こちらも中の人&ツインテール繋がり。
近江遥:中の人が演じているラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会のキャラクターで、こちらもツインテール繋がり。
三嶋瞳:声優が同じで登場人物に振り回される苦労人なところが共通している。
シャルロット・ソレル:異世界薬局の登場人物。声優が同じでこちらも豊崎愛生ボイスの相棒がいるが、性格はどちらかというとメロリーに近い。