銀河帝国は、スペースオペラなど宇宙を舞台にしたSF作品にしばしば登場する概念である。宇宙文明の一種で、ニコライ・カルダシェフの定義によれば、III型文明の中に入る。
その名の通り、銀河系をあまねく支配・統治している帝国を指すことが多い。
当然、皇帝がその支配者である。
イメージ的にわかりやすく、政体の詳細な説明が不要で話が進めやすくなるため、主に娯楽性を重視したSF作品で多用される。
(Wikipediaより一部抜粋)
関連作品
銀河英雄伝説
ルドルフ・フォン・ゴールデンバウム(ゴールデンバウム王朝)により宇宙暦310年(帝国暦1年)建国、ヴァルハラ星系惑星オーディンが首都。
その後、ラインハルト・フォン・ローエングラム(ローエングラム王朝)により宇宙暦800年(新帝国暦1年)銀河帝国領フェザーンへ首都が移された。
主な政治形態は皇帝を頂点とする専制政治体制。
ゴールデンバウム王朝時代では立憲君主制からの独裁政治を辿り、後のローエングラム王朝では専制政治体制を敷いているがラインハルトに権限が集中していた為、軍事独裁性が強い。
兵器…北欧神話からの引用が多い。
人名・都市名…ゲルマン風、特にドイツ系統に統一されている。
(同一部抜粋)
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ゴールデンバウム王朝の紋章
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ローエングラム王朝の紋章
スター・ウォーズ
SF映画『スター・ウォーズ』シリーズに登場する架空の銀河規模の国家。
首都はインペリアル・センター(旧共和国時代にコルサントと呼ばれていた惑星)。
銀河共和国の元老院最高議長にして、シスの暗黒卿ダース・シディアスでもあるパルパティーンが、陰謀(オーダー66)によって[ジェダイ]]を抹殺。
元老院で帝政を宣言して成立した。
建国後まもなくして「力と恐怖」による統治を宣言し、反対するものを弾圧した。これに反対し銀河共和国再興を掲げて立ち上がった反乱同盟軍と激しい戦いを繰り広げる。
軍事戦略は「点での数的優位の確保」「質より量」「大きい事はいい事だ」で、人命軽視の傾向が極めて強い。
わずかな作戦のミスでも司令官が処刑されるシーンがあり、国民だけではなく兵士達もまた恐怖の規律で締め付けられていたことが分かる。
また劇中で現れる兵士はほとんど人間である。
これは銀河帝国が人間以外のエイリアンなどの種族を弾圧したためである。
統治機構
新秩序(New Order)
共和制の廃止とともに軍事力を持って統治することを宣言
君主
皇帝であるパルパティーンが国権を総轄
経済
クローン大戦終結後、ドゥークー伯爵が結成した独立星系連合幹部らを粛清。
これらカルテルの有した財源を接収。通商連合等の企業団体は以後国有化
立法
旧共和国の名残である帝国元老院議会と元老院議員(議長は皇帝が兼務。後に解散)
行政
中央から派遣されたモフと呼ばれる総督による直接統治
軍隊
帝国軍は、大別して地上軍と宇宙軍からなっている。
両者は皇帝直属の司令部の下で活動していると思われる。
最盛期の宇宙軍は、インペリアル級スター・デストロイヤーを25000隻保持していたといわれている。
地上軍について、その具体的な編成はよくわかっていないが、1個師団は9,700人、1個大隊は820人のストーム・トルーパーで編成されている。
基本的に帝国軍は旧共和国軍の延長線上にある。
TIEファイター等の小型戦闘機、極端に大型化した宇宙戦闘艦スター・デストロイヤーシリーズ、惑星を一撃で破壊する最終兵器デス・スター等の宇宙戦力と、巨大な四足歩行兵器AT-AT、二足の偵察用のAT-ST、銀河中の善良な市民の恐怖の的のストーム・トルーパー等の陸上戦力からなる。