アリオスガンダムとは機動戦士ガンダム00に登場する機動兵器である。
マイスターはアレルヤ・ハプティズム。
作中屈指の不遇の機体である。
概要
ガンダムキュリオスの発展型で、同じように可変機構を持つ。
機首を頭にかぶる形だったガンダムキュリオスと違い、両肩のGNビームシールドが合わさって機首をなすようになっている。
このビームシールドは劇中で一度もシールドとして使われたことはないが、MA形態では武器として使用することができ「カニバサミ」「GNニッパー」などと呼ばれる。
主装備はGNビームシールド、ツインビームライフル、ビームサブマシンガンなど、後にミサイルコンテナやビームキャノンを装備することもあった。
またGNドライブはGNアーチャーとのドッキングも考慮して股間部にある。
パイロットであるアレルヤ・ハプティズムがずっと本調子ではなかった為にあまり活躍する機会がなく、被弾することも多く、出番も他のガンダムと比べて少なめである。
しかし仲間をかばおうとして被弾することが多かったのも印象的である。
そして劇中でトレミーの動力としてトランザムすることが何度かあった為に
ファンの間では「GN電池」「アリオス電池」「嫁付き」と呼ばれるようになった。
さらにはアリオスの支援機として登場したGNアーチャーがアリオスそっちのけで活躍していたことから「アーチャーの支援機」と呼ばれることも。
しかし最終話ではハレルヤの人格が復活し、ヒリング・ケアのガラッゾをこれでもかと言うほどに甚振りその復活を鮮烈にアピールした。だがその直後にリボーンズガンダムのフィンファングによって大破する。短い春であった。
アリオスガンダムGNHW/M
アリオスの最終決戦仕様。
GNミサイルコンテナを大量に搭載しており、若干いかついシルエットになっている。
アリオスアスカアロン
外伝00Vにて登場したバリエーション機体。
最終決戦での改修プランとして提案されたが結局ミサイルコンテナだけが採用された。
機体色がオレンジから赤になっており、機首部の巨大なGNソードが目を引く。
機首部分がGNビームキャノンとなっているため、ビームシールドは装備されていない。
リボンズ・アルマークとの決戦の後は大破したアリオスガンダムをレストアし、GN粒子貯蔵タンクを搭載したアリオスアスカロンとしてソレスタルビーイングのサポート組織であるフェレシュテが地上用の機体として運用していたが、アーミア・リーを襲い輸送機へ擬態したELSをGNソードで撃墜した結果侵食され、地上に集結したELSと共に撃破された。
また、運用時はガンダムが戦場へ現れる事に対する影響力を危惧し、飛行形態での運用が基本となっていた。