その奇跡は、一人じゃ起こせない
概要
怪盗グルーの月泥棒(原題: Despicable Me)とは、2010年に上映されたユニバーサル・ピクチャーズの3Dアニメ映画。ユニバーサル・ピクチャーズ初の3Dアニメ作品となる。
日本で放映されたこの映画のTVCMは『イナズマイレブン』とコラボレーションしていた。
世紀の大泥棒を目指す男が、ある悪だくみから孤児の三姉妹を利用しようとするものの、思いがけず愛情が芽生えてしまうさまをユーモラスに綴る。
2013年に続編『怪盗グルーのミニオン危機一発』(原題:Despicable Me2)が公開された。
2015年にはシリーズに登場するキャラクターであるミニオンを主役とした、スピンオフ『ミニオンズ』が公開された。
ストーリー
郊外の秘密基地で暮らす怪盗軍団ミニオンのリーダー・グルーは、あらゆる兵器を使って盗みや嫌がらせをする事が大好きな卑劣漢。
世界一の悪党を目指す彼が狙うターゲットは、何と月だった。
グルーは、月を盗む為の秘密兵器「縮小ビーム銃」を手に入れるが、作戦決行の矢先にライバル怪盗・ベクターに銃を盗まれてしまう。
グルーは彼の家に出入りする三姉妹を利用して、何とか銃の奪回に成功したのだが、何故かその三姉妹に懐かれてしまい、共同生活を送ることになってしまう。
登場人物
グルー 吹き替え:笑福亭鶴瓶
本作の主人公。怪盗軍団ミニオンのリーダー。盗みや嫌がらせで、人々を困らせることが大好きで、子供嫌い。
世界を驚かす悪事をしようと月を盗む計画を遂行する最中に、ひょんな事から三姉妹の父親代わりとなる破目になってしまう。
マーゴ 吹き替え:須藤祐実
三姉妹の長女。しっかり者で面倒見が良いが、理屈屋で過保護な所がある。
イディス 吹き替え:矢島晶子
三姉妹の次女。好奇心旺盛で、何にでも手を付けたがる為に、よく騒動を巻き起こしては、グルーを困らせる。
アグネス 吹き替え:芦田愛菜
三姉妹の三女。純粋な性格で誰にでも友好的に接するが、内面では愛に飢えている。三姉妹の中で最もグルーに懐いている。
ベクター 吹き替え:山寺宏一
グルーの宿敵。狡猾で自信過剰な性格。眼鏡にジャージ姿が特徴。グルーの計画を阻止しようとする。
ネファリオ博士 吹き替え:伊井篤史 グルーの家に暮らすマッドサイエンティスト。
グルーのママ 吹き替え:京田尚子 かなりキツイ言動が目立つが、本来は優しい性格。
ミニオン グルーの手下。