ゾウカブト
ぞうかぶと
ゾウカブトは、カブトムシの分類群の一種。
概要
角の形が象の鼻を連想させ、体も象のように大きく重量感があることから「ゾウカブト」という。大きくずんぐりとした体形をしており、体の割に角はそれ程長くはならないが、体重が50g程度とカブトムシの中では特に重い。また、脚も長く、細い枝でも器用に掴まれる。しがみつく力も強い。
毛が全身に生えている種類と、真っ黒な種類の2タイプに分かれる。毛の生えたタイプはエレファスゾウカブト、真っ黒なタイプはアクティオンゾウカブトが最大となる。
多くは巨体に似合わずおとなしい性格で戦いを好まない。
成虫の寿命は6~10ヶ月ほどで、ヘラクレスオオカブトに比べて短い。が、幼虫期間は2~3年と長い。参考までにヘラクレスは通常1年~1.5年程。
主なゾウカブト
毛があるタイプ
ギアスゾウカブト
ブラジルに生息する。前胸前部の角がエレファスは左右2本なのに対してギアスは中心にもう1本、合わせて3本ある。
甲虫王者ムシキングに参戦している。強さ160のディフェンスタイプ、必殺技はグー、「バーニングバースト」。肩書き(ショルダーネーム)は「リオの魔術師」。
新甲虫王者ムシキングでは2016 1stに登場。階級はSR。
真っ黒なタイプ
アクティオンゾウカブト
ペルー、ブラジルのアマゾン川流域に分布する。体毛が生えないタイプのゾウカブトとしては世界最大。 艶のない黒い丸々とした大きな体と、前胸両横から前方に伸びる太いツノが特徴。
詳細は当該記事参照。