概要
アクティオンゾウカブトと並ぶ、体毛が生えない黒いタイプのゾウカブトの代表種。
外見はアクティオンに似ているが、放射状に細長く伸びる胸角、艶がある体、胸部の中央に僅かに毛が生えている点で区別できる。
比較的おとなしい種類が多いとされるゾウカブトの中では珍しく、気性が荒くてケンカ好きである。(といってもあくまでゾウカブトの中では比較的好戦的なだけであって、コーカサスやオオヒラタクワガタ、フタマタクワガタなどに比べたら温和なほうである。)
甲虫王者ムシキング(以下、旧ムシキング)でのマルスゾウカブト
2006セカンドで初登場。強さ180のアタックタイプ。必殺わざはグー。肩書き(ショルダーネーム)は「最強の軍神」(英語版ではThe Destroyer(破壊者、駆逐艦の意味)となっている)。超必殺わざは「マルスハンマー」。グーの破壊力はアクティオンと同じ100。
- 実際には強さ200でも通用しうるが…
大型甲虫の新登場は2004セカンドプラスで初登場したヘルクレスリッキーブルー以来、1年半ぶりであった(その代わり、オウゴンオニクワガタの復活が大幅に遅れてしまったわけだが)が、旧ムシキングではアダー完結編を除くと最後の大型甲虫となってしまった。もっとも、アダー完結編での新規追加もヘルクレスエクアトリアヌスだけだったが。
その登場時期の遅さもあり強さ180のムシの話題になると他の6種とは違い、知名度の低さも相まって名を挙げられないことも多い。
- その他、登場時期の遅さから「GCへの道」「GCへの道2」では使用できない。
強さ100または120相当のヒメゾウカブトがゲーム内に登場しないため、タッグマッチでは相性◎になるペアが存在しないが、その代わり、アクティオンゾウカブトとのペアで「大型甲虫同士で相性◯」にできる。
なお待機時に発する鳴き声は何故かスティーブンスツヤクワガタの鳴き声が使用されている。
作中ではゲームバランスの関係上、強さが控えめに設定されているが、現実世界では同属最強のアクティオンと並ぶ実力を誇る甲虫である。
特にこちらの動画ではマルスの戦闘能力について解説されており、コーカサスやヘラクレスといった強豪をも豪快に投げ飛ばしている。
一方でこちらの対戦シリーズにおいては安定した強さを発揮したアクティオンとは異なり戦績は安定しておらず、アクティオンにはパワー、闘争心共に一歩引けを取ると思わしき姿も確認できる。
新甲虫王者ムシキング
2015 2ndに登場。レア度SR。
つよさ180でありながらブルマイスターツヤクワガタと並んでSRに甘んじ続けた不遇なムシで、かつてつよさ160だったエレファス(階級SR。覚醒すると旧作の強さ200相当のSSRになる。)には覚醒により追い抜かれた。
ブルマイスターとは違い登場したシーズンが多かったり、プロモカードとして2度抜擢されていたりとまだマシな扱いではあるのだが…
性格はバランスに変更されているが、旧作でアタックタイプだった名残からか、攻撃面に重点を置いたステータスとなっている。
激闘編以降では2015ファーストに登場したグランディスオオクワガタと全く同じ能力値・お助け相性に変更されて文字通りバランス型の性能となった。
関連動画
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グランディスオオクワガタ、オウゴンオニクワガタ、マルスゾウカブト、パラワンオオヒラタクワガタ、ブルマイスターツヤクワガタ、コーカサスオオカブト、サタンオオカブト:旧ムシキングで強さ180(銀レア)だった甲虫たち。もっとも、マルス、パラワンヒラタ、コーカサスは実際には強さ200で通用するが。