概要
陽電子(ポジトロン)が物質中の電子(エレクトロン)に衝突すると対消滅する事を利用した武器。古いSFでいうところの「反物質砲」(陽電子は反物質の一種)。
第六話ではまだ試作段階だったため、代わりに「ポジトロンスナイパーライフル」が徴用されている。実戦での初登場は第九話。第弐拾弐話で弐号機が、アラエルを攻撃するための改良型「ポジトロンライフル20X」を使用している。使用の際は、右肩のウェポンラックを外す必要がある。
なお本来、陽電子は空気中の(窒素や酸素に含まれる)電子相手でも対消滅を起こし、更には対消滅時には多量の放射線が出るので、空想科学読本ではエヴァの周りに防護服も付けずに居たミサトさん達の危険が危ないと突っ込まれていた。
そのためか後の『機動戦士ガンダムSEED』シリーズの「陽電子破城砲」は一応「地球環境に悪影響を与えるので大気圏内での使用は控える」と言う事になっている。