JRA広告
成すために
映画のヒロインがつぶやく
何かを成し遂げるには
人生はあまりに短いと
なるほど時は否応なく過ぎ
チクタク針は止まらない
確かセリフはこう続く
けど何もしないでいるには
少し長すぎるのよ
だったら挑戦してみよう
自分にもできることを探そう
≪名馬の肖像 2023年秋華賞≫
プロフィール
生年月日 | 1997年3月11日 |
---|---|
英字表記 | Tico Tico Tac |
性別 | 牝 |
毛色 | 栗毛 |
父 | サッカーボーイ |
母 | ワンアイドバンブー |
母の父 | ブライアンズタイム |
生産 | バンブー牧場(北海道浦河町) |
馬主 | (有)バンブー牧場 |
調教師 | 松田正弘(栗東) |
戦績 | 22戦4勝 |
主な勝鞍 | 秋華賞(GⅠ 2000年) |
獲得賞金 | 2億2281万1000円 |
概要
ティコティコタックは00世代の競走馬。名前の由来はラテン音楽の曲「ティコティコ」+スペイン語の心臓の鼓動や時計の擬音「タック」から。
生産、馬主はバンブー牧場。
現役時代
3月26日の阪神競馬場新馬戦(ダート1200m)で藤井正輝を背にデビューするが、5着。
ようやく勝ち上がったのは、5月28日の中京競馬場(芝1800m)。その日は優駿牝馬(オークス)当日であった。
そのままの勢いで6月19日の条件戦に出走し、1着を取るが、他馬の進路妨害により、6着に降着。
その後は乗り替わりもありつつ、条件戦を勝利。
「ここまで来たのだから」という言葉を受け、武幸四郎を迎え秋華賞に出走。
オークス馬シルクプリマドンナが1番人気、桜花賞馬チアズグレイスが2番人気となっていたが、当のティコティコタックは10番人気と低評価だった。
その低人気を前年と同じように覆し、勝利。ティコティコタックや武幸四郎はこれが初のGⅠ勝利となった。
その後は阪神牝馬特別3着、2001年府中牝馬S2着、エリザベス女王杯3着と安定した成績を残すも、勝てずじまいで2002年に引退となった。
繁殖牝馬時代
引退後は生まれ育った牧場で繁殖入り。子世代に重賞勝ち馬はいなかったが、6番仔ヴィカバンブーから2019年九州3歳三冠を達成したスーパージンガが、5番仔ギャラクティコからバレンタインガール(2024 ロータスクラウン賞)をそれぞれ勝っている。2018年10月に用途変更。
以降は功労馬として過ごしている。