年齢:130歳(外見年齢は70歳)、身長:165cm
CV:飛田展男
キャラクターデザイン:奥村大悟
概要
人物
「……光があれば影があるように、どんなことにも“犠牲”は必要だ」
対魔士の組織“聖寮”の特等対魔士でフルネームはメルキオル・メーヴィン。対魔士としてのナンバーは「S-3」。
太古の伝承や秘術に通じ、筆頭対魔士アルトリウスの相談役を兼ねる聖寮の長老格である。対魔士の使命の重さと、それが綺麗事だけでは達成できない事を誰より認識しており、自ら望んで汚れ役を担っている。知謀と策略を以て組織を影から支える存在だが、自身も特異な術を操る強力な術士である。
バン・アイフリードの失踪に関わっており、アイゼンは彼を追っている。またアイゼン以外にもベルベット・クラウ一行のとある人物とは因縁があるらしい。
更にある目的のためにザビーダの持つ特別な銃ジークフリートを狙っていた。
聖隷を触媒に、対象の望むものを幻覚として表す幻術も得意としている。
戦闘スタイル
武器は宝珠で聖隷術をメインに使う。
容姿
表が白、裏がくすんだ青緑のつばがとてつもなく大きい帽子とモノクルを着用。立派な髭を蓄えており、その見た目は学者のよう。
余談
中の人はデスティニー2でカーレル・ベルセリオスを演じていた。
関連タグ
テイルズオブシリーズ テイルズオブベルセリア TOB アルトリウス・コールブランド
ネタバレ注意!
暗躍と因縁
かつて、彼には養女がいたのだがその養女こそがマギルゥ(マギラニカ)であった。
類稀なる霊応力に目をつけたメルキオルがマギラニカの所属していた一座を事故に見せかけて壊滅させて、養女としていた。
しかし、最終試練で感情を殺すことができなかったマギラニカに幻術を向け、彼女は心を壊したのと引き換えに幻術から解放された。
アイフリードを襲撃したのは、彼の持つジークフリートの術式がカノヌシの力を人間に引き出すための神依を完成させるために必要不可欠なものだったのが理由であった。
しかし、アイフリードはジークフリート本体を知らなかったのを逆手に取りザビーダに託していた。
その事を受けてザビーダをマークして、誘き出したロウライネでジークフリートの術式を取り神依を実用の段階へと向かわせる。
一方で災禍の顕主を自称したベルベット・クラウ一行にもエレノア・ヒュームをスパイとして同行させ、マギルゥの聖隷であったビエンフーに逆らえないよう服従の術式を撃ち込んでマークしていた。
しかし、ベルベットを絶望させる計画が思わぬ形で失敗した後は鎮めの儀式の準備の時間稼ぎの為、業魔化させ、カノヌシに心を喰らわせたアイフリードを差し向けるも失敗した。
その後キララウス火山に向かったベルベットたちを迎え打つべくシグレ・ランゲツと共に向かう。
山頂で迎え撃つために、半神依化し戦いを挑んだが敗北し、自身の命と引き換えに火山を爆発させようとするが、マギルゥの術で気をそらされた所をベルベットの業魔手に喰らわれて四聖主を復活させるための力となった。
彼もまた誓約によって老化を抑えていたのだが、その誓約をしたのはかつての筆頭退魔士のクローディン・アスガードとの出会いがきっかけだったという。