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学級裁判の編集履歴2017/05/26 06:24:58 版
編集者:qwas669
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1.ゲーム『ダンガンロンパシリーズ』に登場する裁判。

2.小畑健による漫画『学糾法廷』に登場する裁判。

3.大今良時による漫画『聲の形』に登場する裁判。

4.宮部みゆきの小説『ソロモンの偽証』に登場する裁判。

本記事では1について記述する。

概要

ダンガンロンパシリーズにて、モノクマが巻き起こす『コロシアイ』の最中に行われる裁判

作中にて殺人事件が起きた場合は、一定の捜査時間後(ゲーム内では全ての手がかりを回収後)に学級裁判が行われ、生き残りの生徒達が集められて開廷される。

例外として、モノクマが出現しない『ダンガンロンパ/ゼロ』『ダンガンロンパ霧切』等の前日譚やモノクマの知能が低い『絶対絶望少女』、コロシアイのルールが変更されている『ダンガンロンパ3』では学級裁判は行われていない。

裁判中は、殺人を犯した犯人である『クロ』が誰かを皆で議論し、その後でクロだと思う人物を投票により指名。この投票で過半数の票を得た者がクロに『決まる』事となる。

ここで正しいクロを指摘した場合、クロに決まった生徒は『おしおき(処刑)』され、残った生徒は引き続きコロシアイ生活を続けていく。

しかし間違った人物をクロとしてしまった場合は、逆にクロ以外の全員がおしおきされ、残ったクロはコロシアイの舞台から『卒業(脱出)』する事が出来る。

ちなみに勘違いされがちだが、卒業出来るクロというのは真犯人のクロであり、指摘されたクロが出られるわけではない(つまりクロに決まったらどうあがいても絶望)。

またクロは共犯者を使う事も可能だが、卒業の権利を得られるのは実行犯のクロのみである。

更に異なる人物がそれぞれ殺人を犯した場合は最初の殺人者のみがクロとして扱われる(ただし最初の殺人者が死んでいる場合は次の生きている殺人者がクロとなる)。

おしおきの内容は、執行対象の才能や性格を極限まで皮肉り踏みにじる悪意まみれの中身となっており、一部プレイヤーからトラウマとされる事も多い。

作中ゲームとしての『学級裁判』

システム面においては、体感型ゲームとしてプレイヤーが学級裁判に挑む。

裁判中は議論が進展すると様々なゲームが発生し、これを利用して嘘や矛盾、新たな手がかりを暴いていき、クロと事件の全容を解明して各章ごとのクリアを目指す。

ダンガンロンパという作品タイトルは、このゲームの一つ『ノンストップ議論』にて言葉の弾丸である『言弾(コトダマ)』を怪しい言葉にぶつけて『論破』するというシステムが由来である。

学級裁判内ゲーム一覧

※ネタバレ防止につき、製品版一章の物のみを記述しています。

(体験版にある物でも製品版一章に無い物はネタバレ防止につき記述していません。)

ダンガンロンパ

ノンストップ議論

登場人物が事件について次々に発言し、自動的に議論が進んでいくゲーム。

発言内容はニコニコ動画の様に画面上へ表示され、中には『嘘や間違い』を表す『ウィークポイント(黄色い台詞)』が紛れている。

プレイヤーはコレに事件の手がかり『コトダマ』をぶつけて論破する事で議論を進めていく。

閃きアナグラム

事件の謎を解くキーワードを考え、新たな手がかりを閃くゲーム。

画面奥から飛んでくる文字群『モジダマ』を撃ち落としていき、単語1つを完成させていく。

あくまで『アナグラム』である為、モジダマはランダムに出現するものの、単語にする為には正しい順番で撃破する必要がある。

マシンガントークバトル(MTB)

こちらの意見を聞き入れず暴走し出した相手に対し、連射してくる言葉の数々を破壊していくゲーム。

いわゆる音ゲーのようなシステムをとっており、相手の台詞をリズムに合わせて破壊しクリアを目指していく。

指定された破壊数に達した場合は、相手が発した最後の言葉にコトダマをぶつけてフィナーレとなる。

クライマックス推理

学級裁判を終わらせる為、事件の総まとめを皆や犯人に披露するゲーム。

推理の内容はマンガ形式で表示され、所々に見られる『穴(コマが抜けている場所)』に正しいコマを当て嵌めて推理を完成させる。

ちなみに一部のコマはスタッフのミスでイラストに矛盾があり、予期せぬ難易度上昇を生み出してしまっている。

スーパーダンガンロンパ2

ノンストップ議論

新しくウィークポイントの中に『同意ポイント(青い台詞)』が追加された。

同意ポイントに正しいコトダマをぶつけた場合は、ウィークポイントを補強して相手を弁護する手がかりを呈示出来る。

『ウィークポイント&コトダマが複数でも正解は1つ』『正しいポイントに対応するコトダマをぶつける』といったルールは前作と同じ。

反論ショーダウン

反論してきた相手に一対一で向き合い、その台詞を切り返していくゲーム。

画面内の台詞を一直線の軌道で斬っていき、コトダマの刀ver『コトノハ』でウィークポイントを切断して止めを刺す。

上手く斬れなかった場合は議論のムードが相手へ傾き不利になる他、切断にもゲージを消費するので素早い攻撃が求められる。

閃きアナグラム改

操作方法が一新され、画面内のモジダマを『キャッチ&リリース』で管理する方式となった。

キャッチしたモジダマはキーワードの空きマスに発射(ファイヤー)する事で当て嵌められ、これにより単語の完成を目指す。

モジダマは異なる物同士が衝突すると爆発してダメージに繋がる為、プレイヤーはキャッチ&リリースで衝突を防ぎ、目当ての文字を順番にファイヤーする事となる。

パニックトークアクション(PTA)

MTBと同じく、追い詰められた相手の台詞を撃ち落としていくゲーム。

ただし操作は前作と微妙に違っており、それ故に説明を読み飛ばすと苦戦する前作キラーとなっている。

また最後の一撃はコトダマから『4つの文字のアナグラム』になっており、正しい順番に対応ボタンを押して完成させる必要がある。

クライマックス推理

コマに偽物が追加された他、本物のコマも順番制になり、偽物以外を全て当て嵌めると次のコマ&偽物が出る仕様となった。

偽物は既に表示されているコマと同じ絵をしている為、マンガを確認して見破る事が可能。

また本作から『穴』にカーソルを会わせると『ヒント』が出るようになり難易度軽減も行われている。

ニューダンガンロンパV3

ノンストップ議論

コトダマを嘘コード化により『ウソダマ』に変え、それを放つ事で嘘の証言をする『偽証』が追加された。

またウソダマを当てるべきウィークポイントの中には、正解とは異なるが議論を進展出来る『裏ルート』に通じる物も含まれている。

裏ルートに突入した場合は裁判自体の大筋は変わらないものの、一部の会話が変化して独自の掛け合いを見られる。

パニック議論

複数人が勝手に意見を喚くパニック状態の中で、皆の発言を聞き分けて突破口を見つけるゲーム。

基本ルールはノンストップ議論と同じだが、一度に三人分の台詞を聞かなければならず難易度が上がっている。

後の章では更なる追加要素も加わっており混迷を極めていく事となる。

反論ショーダウン・真打

斬撃がゲージ無しで無制限に行えるようになり、画面内の刀を操作して刃先の方向へ斬るシステムとなった。

これに伴い前作では複数の台詞を斬るとゲージ節約に繋げられたのに対し、本作ではタイム加算が貰えるように変更されている。

ちなみに、BGMは前作の和風アレンジverとなっている。

議論スクラム

全員の意見が真っ二つに分かれた場合に、皆の発言を揃えて相手の意見を一掃していくゲーム。

参加者は主人公を初めとする味方グループと対立する相手グループに分かれ、相手と同じ話題の台詞を味方グループの台詞から選んで皆に発言させていく。

全ての意見を揃えた場合はクライマックス『説得』に突入し、ボタン連打で相手の意見を押し込み『全論破』を目指す事となる。

閃きアナグラムver3.0

暗闇に流れるモジダマを『閃きスポット』により照らして入手するという方式に変更された。

スポット展開中はモジダマを取得出来ない為、欲しいタマの位置を記憶してから明かりを消してゲットしていく。

またモジダマの中には稀にモノクマが描かれた物が紛れている事があり、これを取得するとコレクションアイテム『カクレモノクマ』をゲット出来る。

理論武装

過去作のMTB、PTAに該当するシステム。

こちらに飛んで来る台詞に対応するボタンを特定のタイミングで押す事により、豹変した相手を攻撃して武装解除を目指す。

最後のトドメは前作と同じ。

クライマックス推理

偽物のコマが廃止され、嵌めるべきコマも全て表示されており難易度が改善された。

一方でコマの中にはロックがかかっていて選べない物があり、これらは特定の数まで穴を埋める事により解錠していく。

なお、マンガの作者は過去作と異なる絵師であり画風が異なっている。

関連動画

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