1.建設するもの、という意味合いの英語。建築家等、建設業に携わる人間のことを指すこともある。
2.フレームアーキテクトの表記ゆれ。
なおフレームアームズ・ガールでは単にアーキテクトと称するため、本稿ではこちらを解説する。
プラキットとして
フレームアームズ・ガール第4弾。
素体(マテリア)の上にフレームアーキテクトとしての装甲を纏った状態であり、これでも立派な武装状態のフレームアームズ・ガールである。
頭部センサー中央には四角いセンサーがついているが、これはメインカメラとは別のサブカメラ部分であり、防衛機構側・月面側(アント)どちらというわけではないらしい。
あえて言うならば瞳が青いため、青いバイザーを採用した防衛機構側のイメージが強いが、デカールには赤の瞳も付属しており、アント仕様にもできる。
轟雷やスティレットのパッケージ絵を見ると、彼女と共通のデザインの脚部装甲を手にしていることが伺えるため、原典のフレームアームズがそうであるように、このアーキテクトの装甲の上に、個別の装甲を纏っているという設定になっているらしい。
ただしバーゼラルド以降はこの状態のイラストではなくなっており、武装の大半がバックパックに集中する形式になっているため、この限りではないのかもしれない。
アニメ版においても、武装を纏っていない轟雷・スティレットのボディはアーキテクトの色違いデザインとなっている。
同じスカート装備タイプの轟雷・スティレットと比較すると様々な点が改良されており、特に動かした際のスカートの見た目がかなり良好になっている。
可動範囲自体はほとんど拡大していないが、関節の強度等が改善されているため動かしやすい。
後ろ髪のパーツが折れやすいので作る際には要注意。
頬にチーク処理が施されている点も見逃せない。好評だったため、迅雷を除く後発のキットにはすべて採用されている。
武装はインパクトナックルとインパクトエッジが各2個付属するため、近接格闘型のような雰囲気に仕上げることができる。
また上腕にフレームアームズの腕部を接続できるジョイントが付属しており、そちらを接続して大型の腕部にすることもできる。
フレームアーキテクトの仕様としてジョイントは3mm穴に差し込めるようになっているため、FA腕部だけでなく様々なパーツを接続することも可能である。巨大パーツに腕を突っ込んでいる、あるいは人型を逸脱したシルエットのサイボーグ的なカスタマイズも可能である。
また通常腕部には専用パーツで3mmジョイントを接続可能で、任意のパーツの3mm穴に差し込み、武装等を取り付けることができる。
3mm穴は後頭部、背部、腰部、肩部アーマー、太腿サイドアーマーにそれぞれ1つずつ設置されているほか、脛部サイドには原典のフレームアーキテクトと同寸法で2個配置されているため、一部フレームアームズの脚部装甲を取り付けることができるなど、カスタマイズ性が非常に高いキットとなっている。
カスタマイズ性の高さに加え、原典における武装のイメージが存在せず、カラーリング的にも白とグレーでリペイント向きとなっているため、オリジナル色の強い「俺ームアームズ・ガール」を作る層に特に好まれる素体の一つである。
アニメにおいて
CV:山村響
第5話にて初登場。
轟雷と迅雷のバトルに突如乱入してきたプログラムのみの存在であり、実体を持たないがゆえの分身能力を有するほか、補助ユニットの類なしでの飛行すら可能である。
しかし分身中はパワーが分散するため近接攻撃に対し脆弱である、ルーチン通りの動きであるためイレギュラーな事態に弱い、などの弱点を突かれ、轟雷と迅雷のタッグに敗北する。
初めての敗北にプログラムが異常をきたすも、轟雷のショック療法によって正気を取り戻し、戦闘データと、轟雷たちとの友情の証を記録として遺して、プログラムを終了する。
そして後日、ようやく完成したボディが、あおの家に届けられるのであった……
その後はおつかいバトルで堅実さを武器に勝利を収め、直接のバトルではないにせよ、轟雷にとって初の敗北を味わわせた。プログラム時に見せた飛行能力は喪失しているようである。
6話における夜の学校への侵入では、恐怖から混乱をきたすスティレット、何かしらの気配を感じ攻撃を仕掛けた迅雷に対し冷静な対処を促すものの、その後の怪奇現象の数々に対し、処理が追いついていなかった。口調こそ冷静を保ってはいたものの、パニックに陥っていたのかもしれない。
8話では、フレズヴェルクの容姿と戦闘能力を再現したコピーモードで轟雷と対戦しており、バトルフィールド上では相変わらず変幻自在の戦術を取ることができるらしい。
9話Bパートにおいては、ある事情から人間化した姿で登場、あおが通う学校に転校生としてやってくる。なお人間化した他のFAガールたちと比べると長身で、スタイルも抜群である。
基本装備はプラキットにも付属したインパクトナックル。見た目はまさしく巨大なゲンコツだが、指が可動するため「物を掴む」「身の丈を上回るほどの物体を持ち上げる」など、繊細さとパワーを両立している。
またバトルセッション時には必要に応じて先端部をクロー・パイルバンカーに換装可能。
マテリア姉妹やバーゼラルドの解説によると、マテリア姉妹の次に開発された素体であるようだが、明らかに未完成のプログラム、ボディが完成したのも最後という特殊な立ち位置である。
起動すらおぼつかなかった轟雷同様、ASの調整に手こずったのであろうか。
関連タグ
アジム:戦闘中、唐突に現れてその場を引っ掻き回すという点から、コレを思い出した人も