概要
初登場はオラトリオタングラム。
アーケードモード中に一定条件を満たすことで出現する敵機体であるが、「ゲーム開始直後に事前予告されていた敵バーチャロイドを踏み潰して出現する」というなかなか衝撃的な登場方法である。攻撃力・防御力共に高く、旋回性能も凄まじい(ただしジャンプ性能は低め)。
そして自爆技もある。
隠し機体としてプレイアブル化するが、こちらは打って変わって防御力が極端に下がるうえ、対アジム戦でなければ体力が勝手に減っていく。(最初のVer5.2では減らなかった。)
非常に旋回性能が高く、バーティカルターンを正確に行うためにはレバーを両方とも同時に倒さなければならない。片方が一瞬遅れるだけでも大回転してしまうため、全VRの中でも最も扱いにくく、アーケードではほぼ使用プレイヤーが存在しなかった。
一方家庭用のパッドでは十字キーでバーティカルターンが可能なため、操作は簡単である。そのため家庭用では使用するプレイヤーも存在する、それでも非常に少ないが。
情報が古いため、各種攻略サイトでは「弱キャラ」と書かれている。実際には攻撃力も機動性も作中トップクラスであり、対策していないと余裕でわからん殺しされるキャラである。逆に対策さえしていればアジム側が不利になるキャラクターが多いが、攻撃力も高く、後記する即死技もあるため気が抜けないキャラクターである。
アジムに対して有利なのはエンジェラン、サイファー、スペシネフ、バルバトス、逆に不利なのはシュタインボックやストライカー、特にドルドレイが不利で攻撃が避けにくい上に適当に撃たれるだけでもHPが5割以上無くなるほどには厳しいが、特攻で即死が狙えるのでチャンスはある。
即死技(ABOホールド)
転倒後にワープゾーンを使い強制的に起き上がらせ、ワープ中に近接攻撃を入力することで多段HITさせ即死させるバグ技が存在する。通称「ABOホールド」。転倒後にレバガチャジャンプで抜けられるが、状況によっては相手が入力をミスしない限り確定で決まる恐ろしい技であり、アジムは転倒技が多いため非常に狙いやすい。状況によっては即死しないこともある。
なおこのABOという名前は、アーケード稼働全盛期時代に存在したアジム使い、この即死技を発見した「ABO」氏に由来する。ツインスティックでアジムを精確に操作していた超人である。
自爆
アジムを中心に大爆発を行う。
発生も遅い、後隙も大きい、範囲も見た目の割に狭い、技終了後に全ゲージが0になる、当てたところで即死でもないという点から完全なるネタ技、NPCが撃ってきたらラッキーな技である。ほぼネタ要素でしかない。
一見どう見ても当てることは不可能な技に見えるが、ワープゾーンの性質と、アジムの転倒技の多さから狙おうと思えば割と簡単に当てられる技である(手順は上に乗れる台に密着してワープゾーン設置→相手を転倒させ追撃してワープゾーン→自爆)。
もっともRWとLWが100%でないと発動できず、非常に性能の高いLWが100%という状況がありえないため、狙う意味は無い。また上記の手順でも一瞬だけジャンプで抜けられる隙があるため、確実ではない。
フォースでは
アーケードモードのラスボスとして登場。
戦闘結晶構造体という綽名を持ち、雌個体であるゲランと共にプレイヤーの前に立ちはだかる。
通常状態では防御力が高く、ゲランと合体したクリスタル状態で何とかダメージが与えられる。
そのため通常状態では出来るだけ回避に専念し、クリスタル状態の時に攻撃を集中させるのが重要となる。
ちなみにアジムとの戦闘は実体化を阻止するためのもので、もし完全な実体化がなされれば
世界は滅びを迎えてしまうという。