「私は‥‥‥私は‥‥‥逃げるんじゃない!」
プロフィール
所属 | 宇宙海兵隊・空間騎兵隊・第7連隊⇒第11番惑星駐屯・第5連隊 |
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階級 | 一等宙曹 |
出身 | 静岡県出身 |
年齢 | 25歳(『星巡る方舟』の時点)⇒推定29歳(ヤマト帰還までの1年、その後の3年を加算) |
CV | 雨谷和砂 |
概要
リメイク作品『宇宙戦艦ヤマト2199』の劇場アニメ作品『星巡る方舟』に登場した、月面基地所属の女性兵士。第7空間騎兵連隊所属で、登場した隊員たちの中でも唯一の女性兵士でもある(ただし生き残りの中での話であって、本当は他にも女性兵士はいたと思われる)。
容貌はブラウンのロングヘアをポニーテールに纏め上げているが、3総ほど前髪が垂れている。口元の黒子がチャームポイント。
装甲服で登場した『星巡る方舟』では分からなかったが、後の『宇宙戦艦ヤマト2202』で制服姿で登場した際には、その制服の上からでも解る程のバストの持ち主でもある。また空間騎兵隊に所属しているからか、性格はどちらかというと男勝りな方である。元上官であった桐生悟朗を慕っているらしく、「あきらめるな、それが空間騎兵魂だ!」と倉田隊員を叱咤した際に「はいっ!」と元気よく復唱した。
活躍
2199版
月面基地でガミラスの空爆を受けたが辛うじて生き残り、残った仲間と共に救援を待っていた。ただし地球事態も余力がなかったことから、倉田隊員「俺達の事なんか忘れちまってんだよ」と絶望的な見解を口にした際には「倉田!」と反論しようとした。そこで隊長の桐生が窘め、叱咤したことから希望を持ち直す。後に救援に来たキリシマに助けてもらった。が、結局は桐生が先に逝ってしまう。
2202版ネタバレあり
その後、ガミラスとの停戦を経て復興した地球において、第11番惑星に第5連隊として配属される。斉藤始も一緒となる。気さくに駐屯先の住民と交流を深め合う斉藤を茶化してみたりするなど、フランクさが見て取れる。
クリスマスの催しをしていた最中で彼女も楽しんでいたが、謎の美女がビルのベランダから怪しげな祈りを捧げているの目撃する。その直後にガトランティス先遣艦隊の爆撃を受ける事となり騒然となった。斉藤と共に、足が不自由で動けない車いすの老人とガミラス人の幼い兄妹に瞬時に駆け寄り、斉藤は子供二人を抱え、永倉は車椅子を軽々と押し走って避難した。
やがて上陸してきた無人兵器ニードルスレイブとガトランティス兵士との白兵戦となるが、奇襲で一方的な展開を見せたガトランティスが優位であった。永倉は装甲服を纏って夜間を見回っていたところで、先に救出したガミラス人少女を発見。ニードルスレイブの餌食になる寸前のところで助けた。
その後、兵士と住民全てを根絶やしにする事を露わにしたガトランティス軍司令官に業を煮やした斉藤が、永倉にワープ機能を有した1人用シャトルを使って脱出させて救援を連れてくるよう命じた。それに最初は「私が女だから?」と反発したが、信頼するからこそ、と説得される。
発進する際には「私は逃げるんじゃない。救援の船を連れて戻るんだ!」と心に刻んでワープした。その後彼女の思いは果たされ、気絶したところでヤマトに発見されて11番惑星救助に動き出すこととなった。