概要
格下の敵を蹴散らして勝ち誇る様子。
対戦ゲームにおいて
格闘ゲーム、FPS等の主に対人戦において、
初心者が集まる場所や初心者と対戦しやすい場に出現し、
圧倒的なレベル差・技能差で初心者を圧倒することで
自分は強いんだと錯覚すること。または、そうして悦に入った状態を表す。
自分と同じレベル帯で勝利することが難しくなり、
行き詰まりを感じたプレイヤーがこの状態に陥ることが多い。
そのような対戦プレイでは、本人は爽快感を得ることができても、
練習中の初心者から見ればたまったものではなく、迷惑プレイ以外の何物でもない。
シングルゲームにおいて
FF等のRPGでまれに見られる
「強くてニューゲーム」といったレベルやステータスを引き継いでそのまま最初からプレイできるモードでは、
今まで苦戦させられた強敵を圧倒的な力で蹴散らすという、爽快なプレイが楽しめる。
このモードによる爽快感と万能感はまさに"俺TUEEE!"の原点ともいえるだろう。
誰も傷つけずに俺TUEEEが出来るという点では理想的である。
pixivにおいて
pixivの企画交流においては全く持って欠点のない最強設定、一方的に力を誇示して戦うキャラクターの行為などを指す(いわゆるメアリー・スー)。
他参加者に引き立て役を押し付ける形になるので、周囲が白け交流してもらえなくなると思ったほうが良い。
その他
小説家になろう等の小説投稿サイトでは、いわゆる「異世界転生もの」や「VRMMOもの」で
圧倒的に強い主人公が特にピンチに陥ることもなく並み居る敵を蹴散らし続け、周囲からも手放しに賞賛され、複数の異性から好意を寄せられるという作品が時たま見られる。
このような作品を揶揄して「俺TUEEE系小説」とジャンル付けをすることがある。
扱いとしてはメアリー・スーとほぼ同じと考えてよい。
誤解されることが多いが、ただ「主人公が最強」であるだけでは俺TUEEEにはならない。
主人公が非常に強い作品はごまんと存在し、主人公の最強性が作品の核になっていることもある。
安易に俺TUEEEのレッテルを貼ることは、単なる誹謗中傷になってしまう。
しかし、ネット上のネタが独り歩きした結果、俺TUEEE系とは呼べないのに俺TUEEE系扱いされてしまっている作品もある。
もちろんネタとしか思えないような俺TUEEE系作品が存在することも事実だが、俺TUEEE認定する場合は十分な注意が必要だろう。
少なくとも原作を視聴・読了し、「この作品は俺TUEEE系なのか?」を客観的に判断することが望まれる。
まとめ
まあ、ちょっとくらい欠点があるほうがキャラクターとして魅力があると思うよ!