概要
少年サンデー(週刊、月刊増刊の双方)および関連雑誌(GXなど)に読切や短期連載の扱いで、シリーズ掲載され、その連続によって継続していった作品。
発表期間は1989年から1996年まで。既刊の通常単行本は全11巻、My First BIG(コンビニコミック。MFB版。WIDE版ではない方)版は全14巻、保存版(完全版)・文庫版は全8巻。ちなみに単行本版(本編)完結後に描き下された2作品があり、これは両作ともMFB版・文庫版・完全版にて収録されている。
現在、サンデー名作ミュージアムにて、第1話が試し読み可能。
1998年に大友克洋総監督の元、川崎博嗣を監督として劇場アニメ映画化されている。
制作はSTUDIO4℃。蓜島邦明が音楽を担当。
キャッチコピーは「戦って、死ね。」
1999年にはPS用ソフト『スプリガン ルナヴァース』としてゲーム化もされた。開発はフロム・ソフトウェア。
あらすじ
遠き過去の時代。とあるオーパーツによる古代遺跡より一枚のプレートが発見された。
そのプレートは超古代において先進的文明を築いた者たちから、現代に生きる者たちに向けた希望への願いであり、同時に一種の警告であった。
心ある者たちよ。君たちには未来がある事を願う。
世界中にある我らの文面の断片を遺産として残そう。
だが、もしも君たちに遺産を受ける資格が無ければ
せめて悪しき目的に使う者から遺産を守ってほしい。
プレートに刻まれたメッセージを真摯に受け取った人物のひとりT・F・アーカムは、これを実現するためにひとつの財閥を設立させた。その名をアーカム財団。同財団にはメッセージに記された「強大な力を持つ古代遺産の破棄・封印」の実践を目的とした特殊部隊が存在する。
その名を、スプリガン(Spriggan )。コーンウォールの伝承に伝わる守護妖精の名を冠した彼らは、今日も世界の裏で強大な古代遺産を巡る戦いを繰り広げている。
この物語は、世界中で活躍する「スプリガン」たちの中、最も年若い高校生スプリガン御神苗優の戦いを記録した物語である。
登場人物
スプリガン
- 御神苗優(CV:森久保祥太郎)
- ジャン・ジャックモンド(CV:子安武人)
- 朧
- ティア・フラット
- 山本さん(本編では引退しており、アーカム日本支部の所長)(CV:有本欽隆)
アーカム関係者・協力者
- メイゼル博士(CV:城山堅)
- 御神苗秋葉
- 山菱理恵
- 御神苗隆
- ヘンリ・ガーナム
優の関係者
- 染井芳乃
- 笹原姉妹
- 笹原初穂
- 笹原香穂
- 川原鈴子
敵対勢力
- 暁巌
- 金谷唱(COSMOS No.0)
- ボー・ブランシェ
関連動画
劇場版予告
関連タグ
スプリガン:原義、元ネタ、カタカナ表記、表記揺れのひとつ。