名前の元ネタはアメリカの兄弟デュオ「アレッシー・ブラザーズ」から。
「オレってえらいネェーーー」
余談だがTVアニメ版でアレッシーを担当した小野坂氏は第1部『ファントムブラッド』のゲーム版でスピードワゴンを演じていた。
概要
アンダーリムの眼鏡と妙に横長の髪型が特徴的な、DIOの配下であるエジプト9栄神の一人。強いものには媚びへつらうが、自身より弱いもの、とりわけ子供に対してのいじめが大好きという陰湿な性格。しかもそのことを完全に自覚している。そのため相手をスタンドで若返らせてから攻撃するスタンスをとる。
「自分で変と思う人は変じゃあないってな。だからおれは変じゃあないよな」
というのが彼の持論。そんな倫理観持ってる時点でアンタは十分に変です。
ちなみに38歳 独身。口癖は「えらいねェ~」。DIOには金で雇われている様子である。
スタンド「セト神」
一本角が特徴的な影のスタンド。
1度だけ横を向いており、鳥のようなくちばしを持っている事が確認できる。
アレッシーの影となり、影が触れた相手を若返らせる能力を持つ。
若返る年齢は影が触れた時間と比例し、一瞬であっても2,3歳は若返り、十数秒も交わっていれば胎児にまで戻ってしまう。万が一胎児にまで若返ってしまった場合、生存できる環境がないため短時間で死亡する。
外見だけでなく、記憶力や知性、スタンド能力といった内面もだんだんと年相応の状態に戻っていくため、生まれつきのスタンド使いでない者は、スタンドが発現した年齢よりも若返るとスタンドを使えなくなってしまう。
元に戻るにはアレッシーを気絶させるなりなんなりしてスタンドを解除させるしかない。
また、スタンドそのものが『影』なので、アレッシーが持った武器(の影)を反映することができる。
作中では斧を反映させ、ポルナレフを攻撃しようとしていた。
活躍
ジョセフとアブドゥルがマライヤの襲撃を受けていたほぼ同時期に行動。ポルナレフを不意のスタンド攻撃で幼児化させて始末しようとするが、生まれつきスタンドが使えたために取り逃がす。その後、彼が偶然通りかかった褐色美女(テレビ版ではマレーナ)に保護された時に再度襲撃。彼女を胎児にまで戻した上に更に年齢を若返らせたが、追い詰めた部屋にあった水槽を利用したトリックに引っかかって思わぬ反撃を受け、窓から転落。そこに出くわした承太郎を不意を突いてスタンドが使えない年齢まで幼児化させるが、元々「やるときはやる」性格だったため逆にボコボコにされて気絶。目が覚めたところに元に戻った二人のスタンドによるダメ押しのダブルラッシュを喰らって遥か彼方に吹き飛ばされて再起不能となった。
アレッシーモード
セト神が相手の年齢を下げることから、登場人物を子供化・若返りさせた絵につけられるタグのこと。
詳しくは→「アレッシーモード」
関連タグ
プロシュート兄貴 - 第5部の登場人物。彼のスタンド「ザ・グレイトフル・デッド」は、「セト神」とはほぼ真逆の能力を持つ。