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戦略爆撃機の編集履歴

2017-09-02 15:53:57 バージョン

戦略爆撃機

せんりゃくばくげきき

爆撃機の一種。航空機の多用途化やミサイルの発展に伴って、要撃戦闘機などとともに徐々に活躍の場が狭まっている。

戦略爆撃機とは、前線より奥の敵支配地域にある戦略目標(存在が戦争の大局に大きな影響を与えうる目標)を攻撃する事を目的として設計、製造された爆撃機である。


戦略目標は、補給基地、司令部、工場発電所トンネル高速道路鉄道港湾施設民家など。

これらを攻撃することで、敵の作戦の遂行を不可能ないし大幅に遅らせたり、軍や政治、経済を麻痺させたり、厭戦気分を煽ったりする事が主な任務である。


前線を超えて、敵地奥深くの(頑丈な)目標に確実なダメージを与える為に様々な要素が求められる。


  • 航続距離が長いこと。

  • 速度が速いこと。高高度性能が良いこと。

  • 積載量が大きいこと。

  • (最近は)ステルス性。

…などなど。


戦略爆撃機は直接敵軍を攻撃(戦術爆撃)するする事もあるが、逆に前線で敵部隊を直接攻撃したり友軍の支援に当たる戦術爆撃を想定した攻撃機や軽爆撃機、戦闘爆撃機などは戦略爆撃を行う能力が極めて低い。


ただし、いくら戦略爆撃と戦術爆撃の両方が出来ると言っても、冷戦が終わって超大国同士で喧嘩する可能性が低くなり、これに替わって、巡航ミサイルがその任務を負ったり、主力戦闘機に爆撃機能を持たせて戦略爆撃機として運用するなど、飛ばすだけで凄まじくコストが掛かる戦略爆撃機は減る傾向にある。


現在では純粋に戦略爆撃機として設計された大型の機体を運用している国は、アメリカロシア連邦等の少数に限られる。

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