スラバ要塞攻略戦においてマーレ人の部下のコスロ(同じく階級不明)と共に、エルディア人戦士1個大隊?800人と巨人化能力継承候補生を率い、最前線で中東連合軍と対峙する。当初は塹壕で要塞接近を試みるが、コルト・グライスの報告と装甲列車砲出現から要塞接近から列車砲破壊へと作戦を変更し、戦士隊突撃による列車砲破壊を一度は命じるが、ガビの無謀かつ本来禁止の国際法違反作戦を認めさらに腕章の一時取り外しを許可した。
訓練兵団教官と同様に、ライナー等を容赦なく「薄汚い豚の末裔共」と恫喝したり、エルディア戦士達に「祖国から栄誉を得るチャンス」だと言いい、大損害承知で突撃を命じたり、コルトに獣の巨人能力確定者かつ、指揮官として、非情になるように命令したり、ジークとコルトの密談を嗅ぎ付け、コルトに煙草の点火を促す等、大変厳格だが、候補生ウドによるマーレ海軍への罵倒を聞き逃したり、ガビの腕章取り外しや、コルトの提案やジークの見解を聞いたり、ジークによる始祖奪還作戦再開上申を評価し、さらにコルトを中心とした飲酒によるガビを持ち上げる、一連のバカ騒ぎに目を瞑る等、柔軟性を持ち合わせ、一部のエルディア人に多少の思い入れがある様子が見られる。
一方でジーク・イェーガー等を心の底から信頼しておらず、「20年以上見てきたが、いまだ底が知れないガキ」と評し、グライスとジークの密談を見つけたさい、「尻毛の数まで申告しろ」と冗談を言いつつ、釘を刺した。
最新話ネタバレ注意
フルネームはテオ・マガトである事が判明。
本来ならマーレ上層部しか知りえない、マーレ国の根幹に関わる重大な秘密を知っており、マーレの現状と将来を憂いており、今後の物語や、真実にさらに深く関わってくる可能性が高いと思われる。