キル・ビル
きるびる
『キル・ビル』(原題:Kill Bill)とは、2003年に公開されたアメリカのハードバイオレンスアクション映画。
ヤッチマイナァ!!
概要
監督はクエンティン・タランティーノ。女殺し屋の壮絶な復讐劇を描いたVol.1とVol.2の二部作。
タランティーノ監督作品らしく、凄まじいバイオレンスシーンの連続。
特にクライマックスの青葉屋での決戦では、主武器が日本刀のため、噴水のような血飛沫とともに腕が飛び足が飛び首が飛ぶ描写が連発する。
日本ではR-15指定となっていて、地上波のテレビでは深夜枠でしか放映されていない。
しかしこれもタランティーノらしく、そうした凄惨なシーンの中にもギャグやユーモアがちりばめられており、全体を通して観るとブラックコメディ映画だったのではないかという気さえしてくる。
千葉真一と大葉健二は、そこそこ重要な役どころでの出演なのだが、彼らの登場するシーンは明らかにギャグとマニアネタが満載。
また、日本映画のオマージュや香港映画のパロディがこれでもかとばかりに登場し、数えたらきりがないくらい。
メインテーマ曲の「BATTLE WITHOUT HONOR OR HUMANITY」は、もともと布袋寅泰が日本映画「新・仁義なき戦い」のテーマとして作曲したものだったが、タランティーノが非常に気に入って布袋に頼み込み、こちらの映画のメインテーマとして流用されたという逸話がある。
あらすじ
名うての女殺し屋だったザ・ブライドは、妊娠して結婚する事を機に裏の世界から足を洗おうとする。
しかし暗殺組織のボスであるビルはそれを許さず、結婚式のリハーサル中の彼女を部下たちと共に襲撃した。
婚約者を殺された上に、凄惨なリンチを受けた彼女は昏睡状態に陥ってしまう。
4年後、長い眠りから奇跡的に目覚めたブライドはビルや襲撃者たちへの報復を決意。
壮絶な復讐劇の幕が切って落とされた。
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予告編
テーマソング