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燕返し(Fate/staynight)

つばめがえし

『Fate/staynight』に登場するキャラクター、アサシン(佐々木小次郎)が修練の末編み出し、宝具の域にまで高めた必殺剣。

「無名とは言え剣に捧げた我が人生だ! 死力を尽くせぬのならその信念…力づくでこじ開けようか……秘剣・燕返し!!」

概要

分類:対人魔剣

ランク:無

最大射程:???

最大捕捉:1人

正式なサーヴァントではない彼は宝具を持っておらず、代わりに生前に彼が編み出した剣技の中でも屈指とされる最高の技、秘剣「燕返し」(※1)が最大の武器。

無形を旨とする彼が唯一決まった構えを取る技であり、円弧を描く3つの軌跡と、愛用する太刀の長さが生み出す不可避の剣技。

その秘剣は限定的ながら多重次元屈折現象(キシュア・ゼルレッチ)(※2)すら引き起こし、並列世界から呼び込まれる3つの異なる剣筋が同時に(わずかな時間差もなく、完全に同一の時間に)相手を襲う。宝具ではなく技である為に、「対人宝具」ではなく「対人魔剣」と呼ばれる。

余談であるが、これ以外の刀を使った攻撃の中に“真っ直ぐ振り下ろし、すかさず真上に斬り上げる”といった動作のものがあり、これは現実世界においての「燕返し」で最も有力な説とされる型を再現したものである。

※1……実はこの「燕返し」は、実戦で行使したのは第五次聖杯戦争が最初で最後。生前の彼は“燕を斬る”という目的のために、ただひたすらに剣の腕を磨き続け、ついに完成・体得したのと同時にこの世を去っている。

※2……作中で「第二魔法」と言われる魔法の産物。「燕返し」を目の当たりにしたセイバーがそのように表現しているが、正確にはあくまでセイバーの魔術知識から導き出されたものであり、厳密には“第二魔法に限り無く類似した技術・現象”である。恐るべくは何の神秘も持たぬ「ただの人」の身でありながら、この領域にまで高めてみせた彼の剣の才覚と研鑽と執念である。

すべては燕を斬る為に

本人曰く、以下の理由で編み出した事。

なぁに、そんな大した芸ではない。

偶さか燕を斬ろうと思いつき、身に着いただけの事だ。

閃に過ぎず我が太刀では空を飛ぶ燕には捉えられぬ。

だが、その閃も二本三本なら話は違う

しかし、連中は素早くてな…事を成したければ一呼吸の内に重ねなければならなかった

その様なマネは人の技ではない

だが生憎と他にやる事がなかったのでな…一念鬼神に通じると言う奴だ

気が付けばこのとおりよ

っと、自分の秘剣であるがゆえに単純な言い方をしているがそれを聞いたセイバーはそんな単純なことではなく、一呼吸で重ねる所が三太刀同時に放つという人外的な技術である。

それはセイバーじゃなくても聞いた人ならば、そんな単純な事で編み出せられるはずがない!!っと突っ込むだろう。

最高剣技にしてそれだけしかない

このように宝具に匹敵する強力な剣技であるが、正式な宝具を持たない彼には「それが全て」という弱点を抱えており、行動範囲に制約がある上に戦いの場も階段という段差のある環境の中で、その剣技だけで戦い抜かねばならないハンデを背負っている(それでも充分強いのだが)。

ゲームでの活躍

Fate/unlimitedcodes

『Fate/unlimited codes』においても超必殺技として実装されている。一見すると打撃技だが、密着時に発動すると投げ技に変化。“不可避の剣技”の名が示す通り、この場合は実質的にガードと回避が不可能と非常に凝った再現をされている。

また、風流しと言う技で攻撃を受け流して距離を離す。その後燕返しでキャンセル可と言うカウンター技として応用して使用したり、聖杯必殺技として『秘剣・燕舞』と言う敵に向かって突進しながら一度切りつける始動技がHITしたのち、残像が見えるほどの速度で相手の周囲を駆け巡りながら五回切りつけ、最終的に燕返しで止めを刺す大技もある。

Fate/Grand Order

アサシンの宝具として使用される。

種別「Quick

効果は【敵単体に超強力な攻撃&スター大量獲得

これがまさかあんなことになろうとは・・・

誕生!!新・竜殺しの英霊

実は序章を含めれば2番目のMAPであるオルレアンではライダークラス扱いのワイバーンというそこそこ手ごわい中型エネミーが多数出現するのだが、ライダークラスは相性関係上アサシンクラスに弱い扱いとなっており、本家竜殺しがセイバークラス故に相性が関係ないのに対して彼は素で大ダメージを奪えてしまう

特に本家と因縁深い某悪竜が中ボスに登場するのだが、単騎狙いかつ一転特化で火を噴く「燕返し」が燕どころか悪龍を一刀の下に切り裂いてしまう恐るべき“対竜”奥義に化けてしまった。

お前が真のドラゴンスレイヤーだったとは……。

このために「農民が世界を救う」だの「秘剣:ワイバーン返し」だのと盛大にネタにされてしまう。

他にもアサシンクラスのサーヴァントは複数いるのだが、彼はレア度が低い割に攻撃力がアサシンクラスの中では比較的高い方で成長も早いためにより際立っている。

そして、お月見イベントできのこ氏にこの評判が拾われた結果、本家竜殺しを差し置いて竜殺し3人組の1人として登場することに……マルタゲオルギウス・小次郎)。

挙句の果てに概念礼装に彼と本家竜殺しがデュエットをしている物が追加されてしまう始末。

なんてこったい・・・!

古代ローマ伝説「SAMURAI」

ドラゴンスレイヤーとしての活躍が目立つ彼だが、幕間の物語でも盛大にやらかしている

ネロ帝の主催するコロシアムの戦いに出場することになるのだが、調子に乗って勝ちまくり、最終的にチャンピォンの『地獄の使者デーモン・ソード』を燕返しでフィニッシュを決め、小次郎が優勝してコロシアムの殿堂に「SAMURAI」の名を刻んで歴史を改変してしまう

グランド・オーダーの面目が丸潰れである……。

ちなみに、優勝果たした小次郎自身も新たな秘剣開眼のきっかけを作ってくれる強敵が表れてくれなかった為に非常に残念がっていた。

また歴史を改善してしまったきっかけを作ったことに小次郎自身も反省しているのであった。

余談だが小次郎は燕返しで100人抜きをしたらしい。

なおこの技と同じ対人魔剣が存在し、その技を会得しているサーヴァントも同じ侍である。

関連タグ

Fateシリーズ 宝具 魔剣  アサシン(Fate/staynight)

天空寺タケル/仮面ライダーゴースト:何故か剣道ではなく燕返しの練習と思われる幼少期の回想シーンが存在する。

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