概容
「DMX-16 ドラゴンサーガ 超王道戦略ファンタジスタ12」から登場した闇文明の種族。
デーモン・コマンドとあるように、デュエマの新シリーズ『ドラゴン・サーガ』における闇の花形種族。
「超王道」では顔見せ程度であったが、「ドラゴン・サーガ」において、新たな種類のカード「ドラグハート」である「魔壊王デスシラズ」を筆頭に堂々の登場を果たした。
全体的に大型でありながらかなりトリッキーな種族で、元よりスーサイド戦術を得意とする闇でも扱いに困るようなカードもある。
特に「自分はゲームに勝てず、相手はゲームに負けない(つまり自分は絶対勝てない)」というトンデモ能力を持つ「傲慢の悪魔龍スペルビア」は色々とネタにされる。
他にも、「手札が一枚もない時に強化される」とどっかの誰かが喜びそうな能力まである。
「罪を裁き罰を与える」という設定を持つ者がおり、お互いにリスクを与え、特に相手には厳しいコストを要求する者もいる。
命名ルール
- 非進化クリーチャー
「○○(漢字二文字)の悪魔龍 ~(英語または日本語の、闇文明らしい単語)」
種族の中には、いわゆる「七つの大罪」をモチーフにしたクリーチャーがおり、冠詞の部分にその大罪を示す単語が入る他、名前の部分も担当する大罪らしさを表すものとなっている。
- 進化クリーチャー
「悪魔龍王 ~」
なお、有名な「悪魔神ドルバロム」も転生してデーモン・コマンド・ドラゴンとなっているが、この際名前が「悪魔龍王ドルバロムD」となっている。
設定
「カツドン」と「イズモ」の決戦により、アウトレイジとオラクルの戦いが終結したクリーチャー世界。古くは一人のナイトの凶弾によって始まった長い長い戦禍が終わりを迎えたことで、一度舞台は別の世界へ移ることになる。
この世界は、かつてエイリアンの住処だった「パンドラ・スペース」が、アンノウンの一人「偽りの名 13」の「星を落とす」という暴挙により元の世界から隔離され生まれたパラレルワールド。
ドラゴンの力に溢れるこの世界において、闇のドラゴンであるブラック・コマンド・ドラゴン達はさらなる力を得るため「死神の儀式」を行いデーモン・コマンドの力を体得し、闇の龍王「デーモン・コマンド・ドラゴン」となった。
享楽の感情がぬいぐるみに宿った種族であるファンキー・ナイトメアはとにかく楽しいことを探していた。「罪を重ねる」ことに新たな楽しみを見出した彼らの一員である「ウロボロフ」はより罪を重ねさらなる力を得るために呪われし鎌「滅殺刃ゴー・トゥ・ヘル」を覚醒させ「魔壊王デスシラズ」を呼び覚ます。
デスシラズは配下のデーモン・コマンド・ドラゴン達と共に世界中の罪を裁き罰を与えようと活動を開始する。が、とうとう「死と痛みを喜び快楽を感じる」境地に至っていたファンキー・ナイトメアにはその罰すら楽しみでしかなく、デスシラズにとっては最大の誤算となってしまった。
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ドラゴン・ゾンビ(元祖闇のドラゴン。デーモン・コマンド・ドラゴンとは能力上のかみ合わせが良い。)